ぐるっと流山 森の図書館 バリアフリーの向上に向けて

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ページ番号1027538  更新日 令和2年8月15日

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写真:車いすの様子

 令和2年8月2日(日曜日)、森の図書館に車いすの料理人・金子淳一郎さんをお招きし、車いすで館内をご覧いただいた後、バリアフリーについてアドバイスをいただきました。森の図書館では、誰にでも使いやすい図書館を目指し利用者の方にバリアフリーの視点から館内をご覧いただくなどの取り組みを実施しています。

写真:館内を回っている様子

 まず、駐車場では自動車から車いすに移るためのスペースが狭いというお話がありました。一般的な駐車場の大きさでは車いすの乗り降りは難しく、スペースを広く設ける必要があります。また、駐車場から図書館入口までの道のりには、約2センチの段差があり、「段差に車いすの前輪が引っ掛かりやすく転倒する危険があります。転倒してしまうと、自分で車いすに戻れる人は少く、高齢者の方もつまずきやすいのでスロープを設置するなどの工夫が必要だと思います」とアドバイスがありました。

写真:車いすの金子さん

 次に書架と書架の間のスペースを、実際に車いすで移動し、問題ないことを確認しました。一方、一般書が配架されている6段書架は車いすからは最上段と最下段が見えづらい点や手が届かない段がある点についてご意見がありました。「ギャラリースペースの配布物コーナーは、上2段が見えづらいです。特に一番上の段は見えないので、下2段に必要な情報を置くなどの工夫が必要だと感じました」と金子さん。
 また、実際に多目的トイレの使い勝手や立て看板の足、館内入口に設置されている消毒液の使い勝手、カウンターでの対応などを確認していただきました。

写真:館内の様子

 「車いすで来館した方が一人ならば、ずっと付き添う必要はありませんが、「何かあったらお声掛けください」と声掛けをしてもらえると嬉しいです。また、高齢者や車いすの目線の高さに「取れない時はお声掛けください」と表示してあると良いですね」とアドバイスをいただきました。森の図書館では、更なるバリアフリー化に向けて、今後も段階的・継続的な改善を図り改善できることから取り組んでいきます。

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