ぐるっと流山　飯田信義さんの切り絵講座「切り絵で描く流山」

　令和5年9月12日から10月24日まで4回にわたり、赤城福祉会館で流山おおたかの森駅前観光情報センター主催の「飯田信義さんの切り絵講座」が開催されました。講師の飯田信義さんは市内在住の切り絵作家で、流山本町に100基以上設置されている「切り絵行灯」の製作者の一人です。令和元年には、「切り絵行灯によるまちづくり」でまちづくり功労者国土交通大臣表彰を受賞されています。

　第1回は、酷暑の続く9月12日に開催され、12人の参加者には、真新しい道具類と材料が配布され、道具の使い方や注意事項などについて、飯田さんから丁寧な説明を受けました。そして、参加者各自が好みの原画を選び、作業を開始しました。はじめは慣れない作業に苦戦気味の皆さんでしたが、飯田さんからマンツーマンの丁寧な指導を受けると、次第に時間を忘れて作業に没頭していました。
 

　講座は9月26日、10月10日に第2回、第3回が開催され、第4回はさわやかな秋空が広がる10月24日に行われました。最終回ということで、各自が用意した額に完成した作品を入れて並べると、どれも素晴らしい作品に仕上がっていました。すると、参加者同士でワイワイと見比べたり、作業工程の思い出を話したりと、同じ講座を受けた同級生として盛り上がりました。飯田さんからは、全てがレベルの高い作品に仕上がったとのお褒めの言葉と、一つひとつの作品に丁寧にコメントを頂き、1カ月半の講座は終了となりました。
 

　今回講座に参加した方の作品は、11月21日（火曜日）13時から26日（日曜日）16時まで、杜のアトリエ黎明で開催される「受講生の作品展」で展示されます。飯田さんの切り絵作品と力作ぞろいの受講生の作品をぜひご覧ください。