ぐるっと流山　流山をA・RU・KU　万葉植物を訪ねて

　令和4年9月27日（火曜日）、秋の植物が楽しめる古墳の森と運河土手を見学する「流山をA・RU・KU　万葉植物を訪ねて」ツアーが開催されました。当日は検温やマスク着用など新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で15人の方が参加しました。ガイドには利根運河の植物や万葉集に詳しい、利根運河の生態系を守る会・柳沢さんを迎え、運河駅をスタートし、秋晴れの空の下、運河土手から古墳の森まで秋の植物の説明を受けながら歩きました。
 

　運河土手では秋の七草のひとつで万葉集にも登場するフジバカマを、古墳の森ではヤマザクラやクヌギ、ホオノキ、クリ、クズなど万葉集に登場する植物を観察しながれ散策しました。当時の人々とそれらの植物の関わりや、植物が登場する和歌の説明を受けた後、全員でその和歌を詠みあげました。

　また、万葉集に登場する植物だけでなく、歩いている間に運河土手で見かける植物についても、柳沢さんより丁寧な説明がありました。説明は単なる植物の紹介だけでなく、運河土手に育つ貴重な植物の保全にまで話がおよび、みなさん熱心に写真を撮ったりメモを残したりしました。
 

　参加者のみなさんからは「植物を前にして和歌を詠むのが新鮮でした」「別の季節でも同じようなツアーをしてほしいです」「万葉集に、より興味がでました」という感想が聞かれました。古墳の森にゴールした後、解散しましたが、みなさんそれぞれのスピードで土手から運河駅までのおさんぽを楽しみました。流山おおたかの森駅前観光情報センターでは、今後もみなさんに流山を楽しんでいただけるイベントを考えています。イベントについては広報ながれやま・当センターのフェイスブックなどでお知らせします。みなさんのご参加をお待ちしています。