ぐるっと流山　第36回子育てコンサート

　令和4年9月23日（祝日）、文化会館で「第36回子育てコンサート」が開催されました。子育てコンサートは、赤ちゃんが泣いても、子どもが静かにしていられなくても構わない、誰もが楽しめるコンサートを子育て支援の一環として行っています。今回も来場者数を抑え、検温やアルコール消毒の感染対策を徹底して開催しました。

　子育てコンサートには、「まつど響かせ隊」メンバーの小原裕樹さん、小原由起子さん、梅津千恵子さん、梅津愛華さんが出演しました。まつど響かせ隊は、松戸市在住のプロの演奏家の集まりで、演奏活動をしながら音楽大学などで指導にあたっています。子どもたちや市民の皆さんに生の音楽を楽しんでいただく機会を提供したいと考え、ピアニスト・小原由起子さんが中心となり、学校、幼稚園、学童保育、病院などでコンサートプログラムを実施しています。

　コンサートでは、“トランペット吹きの休日”などのアップテンポな曲から、“「アルルの女」よりメヌエット”、などのゆったりとした曲まで、幅広い曲が演奏されました。メンバー全員が動物の着ぐるみをかぶって登場したり、“サンドペーパーバレエ”という曲では、サンドペーパーがこすれる音に合わせて参加者が手をこするなどのお子さんを喜ばせる演出が散りばめられていました。最後は、ラデツキー行進曲を参加者の手拍子に合わせて演奏し、会場は一体感に包まれました。

　来場者からは、「貴重な機会をありがとうございました。生の音楽に触れられる経験を子どもに持たせてあげられてうれしいです」、「子どもを楽しませようといろいろ工夫されていておもしろく聴けた」など、多くの方に楽しんでいただけました。次回（第37回子育てコンサート）は、3月に開催する予定です。