ぐるっと流山　女性のためのリーダーシップ・セミナー～データで読み解く　女性の参画～

　令和4年9月13日（火曜日）、生涯学習センター（流山エルズ）で「女性のためのリーダーシップ・セミナー～データで読み解く　女性の参画～」（主催：流山市企画政策課男女共同参画室、企画運営：NPO法人パートナーシップながれやま）が開催されました。
　中央学院大学現代教養学部准教授の皆川満寿美さんを講師にお迎えし、根拠のあるデータを活用して提案していくことが、説得力のあるプレゼンテーションや企画立案に大切であるということを学びました。
　前半は、データの収集や活用について。混雑統計、オープンデータなどのさまざまなデータがどのように集められ、また収集されたデータがその後どのように使われているかなどの説明があり、知らなかった情報の数々に、受講者からは驚きの声が上がりました。

　後半は、女性の参画について。近年の国政選挙における女性候補者と当選者の推移のグラフを基に説明があり、データと社会の動向にどのような相関があるかなど、数字の背景を調べる大切さを学びました。また、同じ事実でもグラフの作り方で印象が大きく操作されること、割合を示すグラフでも合計が100％で作られていないグラフもあることなど、データの表現には制作者の意図があるという話がありました。
　さまざまな資料データを確認しながら、情報の見方や、自分でも必要な情報を収集、利用してみることの大切さ、そして面白さを学ぶ時間となりました。受講者からは、データを見る大切さを知った、グラフなど情報の表現が意図的に歪められていないか気をつけてみたい、などの感想が寄せられました。