ぐるっと流山 流山をA・RU・KU 秋元家住宅土蔵の内部をさぐる

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ページ番号1036511  更新日 令和4年6月23日

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流山をA・RU・KU 秋元家住宅土蔵の内部をさぐる

 令和4年6月5日(日曜日)、流山おおたかの森駅前観光情報センター主催の「流山をA・RU・KU秋元家住宅土蔵の内部をさぐる」ツアーが開催されました。
 秋元家住宅土蔵は国登録有形文化財であり、近藤勇陣屋跡に建つ江戸時代の土蔵です。この土蔵は流山本町にあった呉服屋「三河屋」が所有するものでしたが、酒・味噌の醸造や塩・みりんの販売をしていた秋元家(秋元藤之助家)が買い取り、現在の場所に移設(曳家したともいわれています)したものです。
 

流山をA・RU・KU 秋元家住宅土蔵の内部をさぐる

 最初に流山市立博物館で職員から予備知識として詳しい説明を受けました。写真を見ながら、土蔵の現在の様子や、文化財の保存と修復について学びました。その後、秋元家住宅土蔵まで移動する途中に、明治期の蔵をリノベーションしたカフェ灯環(とわ)の外観を見学し、NPO法人流山史跡ガイドの方に閻魔堂を解説していただきました。
 

流山をA・RU・KU 秋元家住宅土蔵の内部をさぐる

 秋元家住宅土蔵の造りは、2階建ての切妻造で桟瓦葺きになっており、出入口部は重厚な観音扉と木製格子引戸が設けられています。参加者が実際に扉を触って開けてみるなど貴重な体験ができました。中に入ると、各階に窓が1カ所あるのが確認できましたが、内部はかなり暗いため、参加者は懐中電灯で照らしながら江戸時代の建造物を思う存分"さぐる"ことができました。土壁の中身や釘の形、板の裏に書き込まれた古文書のような文字やしっかりとした梁は時代を感じさせてくれます。

流山をA・RU・KU 秋元家住宅土蔵の内部をさぐる

 土蔵は、流山本町が江戸時代から明治・大正にかけて水運で栄えたことを証明する貴重な文化財です。参加者の皆様からは「解説を聞くとどんどん興味が湧いて面白かった」「文化財を見学するときに何に注目すればよいか勉強になった」などの感想をいただきました。普段は中に入ることができませんが、外観も歴史的な情緒あるたたずまいです。流山本町にお立ち寄りの際はぜひ訪れてみてください。今後も秋元家住宅土蔵内見学などを実施していきます。
 

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