ぐるっと流山　四季の花々展

　令和4年5月13日 (金曜日)まで、市役所1階のロビーで四季の花々展を開催しています。この展示は、流山市文化協会華道部(華道振興会)の協力のもと、奇数月に開催しているもので、今回は「風光る」をテーマに4点の作品を展示しています。作品を展示しているのは、伊藤珖和さん (草月流)、柳沢喜苑さん (草月流)、本多朱菖さん (草月流)、野木美勢さん (池坊)です。
 

　伊藤さんは、「風光る」というテーマを受けて、ピラカンサ、ダンチク、ラン、アヤメ、ツワブキを組み合わせ、生き生きした新緑の中で、動きのある風を表現した作品に仕上げてくださいました。「花のある生活で、心豊かに過ごしてほしい」との思いで生けてくださったそうです。
　柳沢さんは、アヤメ、キク、ツルを組み合わせ、「新緑をイメージして、シンプルに生けました」と話してくださいました。また、花瓶を石や岩に見立て、「作品を通じてお庭に咲く景色を思い浮かべてもらえたら嬉しい」と話してくださいました。
 

　本多さんは、カラー、タンチョウアリウム、カスミソウ、スターチスを組み合わせて生けてくださいました。植物がこれから盛んになる勢いを、カラーのスーっとのびる様子と、タンチョウアリウムのくねくね曲がる動きで表現した作品です。直線に対して動きを出した作品は躍動感を感じることができます。
　

　野木さんは、シマフトイ、コチョウラン、アグロステンマ、ハナキリン、カスミソウ、エンゼルヘアーを組み合わせて生けてくださいました。春先の風が強い様子をシマフトイで表現し、コチョウランをチョウに見立て、風の中を飛んでいるような景色をイメージした作品で、今回は全てご自宅にある花を用いたそうです。
　展示は8時30分から17時15分 (最終日は16時)までご覧いただけます。次回は「七夕」をテーマに、7月4日 (月曜日)から8日 (金曜日)の期間で開催予定です。
※選挙の開催日程により、8月開催に変更となる可能性があります。