ぐるっと流山 千葉県立清水高校で人権擁護委員による講演会

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ページ番号1036256  更新日 令和4年5月30日

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講演会の開始前に参加者とお話しするヘンリー委員

 令和4年5月24日(火曜日)に千葉県立清水高校で教職員約40名を対象とした流山市人権擁護委員のヘンリー・シールズ委員による人権講演会が実施されました。
 ヘンリー委員は現在、広報ながれやまでコラム「私が流山で活動するワケ」を連載しています。このコラムがきっかけとなり、学校側より講演会へのオファーをいただいたことで、管轄地域の垣根を越えた講演会が実現しました。

人権について語るヘンリー委員

 当日は「外国人としてできる人権教育~差別の視点から~」をテーマとし、自分にとっての「当たり前」をリストアップし、なぜそれが当たり前なのかということを考える参加型アクティビティーも導入しながら講演が進められました。
 アクティビティー発表の中では、「外国は右を通行し、日本は左を通行する」ということや、「エスカレーターを使用する際は、左に立つ」という意見があがりました。一方で、エスカレーターを使用する際、関西では右に立つのが「当たり前」であり、身近なところでも人によって「当たり前」の考え方が違うのだなと盛り上がる場面もありました。些細な考え方の違いでも、それを認めず、自分と考えの違う人を蔑んだり、いじめたりすることが、差別や偏見につながると考えられます。

アクティビティー発表を笑顔で聞くヘンリー委員

 ヘンリー委員によると、人それぞれ「当たり前」があることは当然で、その「当たり前」をお互いが理解することが大切なことであるとのことです。
 考え方を固定せず、変化することを当たり前と思うようになれば、それだけ子どもたちにとって様々なチャンスが増えてくるので、教職員の皆さまには子どもたちの支えになってあげてほしいという思いがこめられた講演でした。
 人権擁護委員は、12月の人権週間におけるイベントや市内小中学校での講演会等を通じて、人権思想の普及啓発に日々努めています。人権に関するお悩みがありましたら、人権擁護委員にご相談ください。

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