ぐるっと流山 森の図書館バリアフリーおはなし会「見て聴いて楽しもう! 手話のついたスペシャルおはなし会」
令和4年5月22日(日曜日)、森の図書館でバリアフリーおはなし会「見て聴いて楽しもう! 手話のついたスペシャルおはなし会」が開催され、幼児からお年寄りまでの32人が参加しました。平成28年度から森の図書館で始まったバリアフリーおはなし会は、絵本や紙芝居などの読み聞かせに合わせて手話を行い、全ての人が楽しめるイベントです。森の図書館で年2回開催しており、都内のろう学校や図書館などで手話付きのおはなし会を行っているボランティアグループ「にじ」の皆さんが出演。新型コロナウイルスのため3年間中止となっていましたが、今回は感染予防対策をした上で実施できました。
「にじ」のおはなし会は、「障がいの有無に関係なく、大人も子どももバリアをなくして、手話というコミュニケーションを身近に感じてほしい」という思いで実施されています。コロナ禍でも、全員が楽しめるよう工夫をされていました。口元から言葉を読み取る方のためにも口元を見せることも大切にしているので、今回は透明マスクを使ってのおはなし会となりました。赤ちゃん向けのおはなし会では表情が大切になるのでマウスシールドにフェイスシールドを重ねるなど、感染対策とコミュニケーション両方を大切にされています。
この日のおはなし会のテーマは「いただきます」。絵本と紙芝居を使った3つのおはなしに加え、合間に手遊びも交えて楽しみます。おはなし会が始まると、皆、目の前で行われる手話の動作や、物語の世界に引き込まれ、手話を同時に真似したり、「くわず女房」の山姥のシーンでは「ひっ」と声があがるなど、皆さんとても楽しんでいました。最後に「森の図書館」「木の図書館」の手話を習いました。
参加者からは、「読み聞かせだけでもひきこまれたのに同時に手話もあってとても引き込まれました」「手話に触れたかったので、良い機会があって嬉しいです」「手話を勉強したくなりました」といった感想がありました。
次回のバリアフリーおはなし会は、10月ごろを予定しています。今後の森の図書館のイベント詳細は広報ながれやまや森の図書館ホームページをご覧ください。お問い合わせは森の図書館(04-7152-3200)まで。
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