ぐるっと流山 「言葉を越えて~自閉症者でありクリエイターである彼らの作品」展
令和元年12月20日(金曜日)から23日(月曜日)まで、生涯学習センター(流山エルズ)のギャラリーで「言葉を越えて~自閉症者でありクリエイターである彼らの作品」展が開催されました。自閉症者である彼らの絵画作品は、その言葉とは裏腹に「開放感」と「自由」に溢れています。欧米では、アール・ブリュット(生(き)の芸術)のひとつとして、さまざまな作品が注目を集めています。
「言葉を越えて」展は、平成25年(2013年)と平成27年(2015年)にも開催し、多くの作品が紹介されました。寡作な方々が少なくないことから、毎年開催するという訳にはいきませんが、今回も、自閉症者の創作活動を生涯学習センター(流山エルズ)で支援されている一般社団法人AOAartの絵画療育で作成された作品が展示されました。
会場には、11人のアーティストが描いた絵画やデザインした衣装などを展示。活動風景の映像がスクリーンに紹介され、関連企画として、こうした活動を活発に展開されている中国の方々との質疑応答なども生中継されるなど国際的な一面もありました。主催は流山市生涯学習センター指定管理者アクティオ株式会社、共催は一般社団法人AOAart、後援は流山市社会福祉協議会で、夏から企画を温めてきたものです。
関連企画として、12月22日(日曜日)の午前中には、「公開制作ワークショップ~巨大な紙に絵画制作コラボレーション」も行われ、床いっぱいに広げられた大きな紙に絵が描かれていきました。会場では、流山市自閉症協会の活動を紹介する案内も配布され、自閉症の方々への理解を求めていました。
また、同日の午後には、「手話つきギャラリートーク&ギャラリーミニコンサート」が行われ、トークゲストとしてAOAart代表理事の藤島大千さん、4月2日の世界自閉症啓発デーなどでもご協力くださっている「2018日本ミス着物」の岡部七子さん、ディスレクシアのバイオリニスト・水沼陸さんらがお話や演奏を披露してくださいました。会場には、多くの関係者や絵画ファンが詰め掛け、絵画を鑑賞し、演奏やトークに耳を傾けていました。
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