ぐるっと流山 杜のアトリエ黎明のクリスマス PHOTO蔵/阿部克昭 蔵出写真展

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ページ番号1023894  更新日 令和1年12月22日

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デザイナーがタブレットで捉えた身近な風景を展示

写真:来場者に作品の説明をする阿部さん

 令和元年12月10日(火曜日)から25日(水曜日)まで、杜のアトリエ黎明で「PHOTO蔵(フォトぐら)/阿部克昭(よしあき)蔵出写真展」が開催されています。この展示は、市内在住のアートディレクター・阿部克昭さんの撮影した写真をテーマにした個展で、タイトルの「PHOTO蔵」には、「蔵が点在するまちで、グラフィックデザイナーが企画するフォトグラフ展」の意味が込められています。

写真:

 阿部さんは宮城県石巻市出身。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業後、マッキャンエリクソン博報堂やグラフィックデザイナー・井上嗣也さんの事務所「株式会社ビーンズ」にてサントリーやパルコの広告、坂本龍一のエッセイ集の装丁などに携わりました。平成5年には独立し「yd(ワイディー)」を設立。ジバンシィなどの各種デザインから、ハリーポッター文庫の新聞広告、瀬戸内寂聴や吉田修一の文庫本の装丁まで幅広く手掛けています。

写真:170センチメートルの大作も展示

 流山に住んで20年ほどになる阿部さん。今年7月、事務所を都内から市内の加に移したことで、今回の写真展の開催が決まったとのことです。利根運河など流山の風景や、故郷石巻の景色、建物や植物などのテーマごとに6冊の冊子にまとめた作品の数々のほか、学生時代に撮影したという初期のモノクロ写真も展示されています。170cmを越える大作も飾られており、迫力ある作品も楽しむことができます。

写真:阿部さんの写真が採用された限定版LPサイズジャケット

 持ち歩ける手軽さから、およそ10年前からiPadで日常の何気ない風景を写真に収めるようになったという阿部さん。「タブレットは画面が大きくて画像が想像しやすく、デザイナーと相性がいいのかもしれれないですね」と撮り始めたきっかけをお話しくださいました。阿部さんの写真は、人気ロックバンド・サカナクションのシングル「多分、風。」の限定盤LPサイズジャケットにも起用され、その作品も今回会場で展示されています。

写真:写真集を手にする阿部さん
利根運河の風景を収めた写真を手にする阿部さん

 また、写真作品のほか、阿部さんが平成26年に設立した「anbuy(アンバイ)」で取り扱うプロダクトも展示されています。「尻尾が栞になるフワフワなブックカバー/Tailmark」「燃える氷/BURNICE®」「骨太なTOFU(CDジャケット対応フレーム)」など、デザイン性あふれた存在感のある製品を実際に見ることができます(会場での販売はありません)。
 展示は12月25日(水曜日)までの9時から17時まで。月曜休館。入館は無料です。お問い合わせは杜のアトリエ黎明(電話04‐7150‐5750)へ。

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