ぐるっと流山 第35回流山人形供養会

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ページ番号1023792  更新日 令和1年12月10日

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人形に感謝の気持ちをこめて

写真:人形を預ける参加者

 令和元年12月7日(土曜日)、駒木の成顕寺で恒例の人形供養会が行われました。人形への感謝の気持ちを捧げるとともに、子どもたちにも物を大切にする心を養ってもらおうと流山市観光協会(志賀進一会長)が毎年開催しているもので、今年で第35回を迎えました。例年、10月の第2土曜に行われている人形供養会ですが、今年は台風の影響で延期となり、この日の開催となったものです。

写真:住職の方々による読経の様子

 例年は「人形供養の碑」前にて執り行われますが、当日は雨のため釈迦堂会館内で行われ、市内や近隣市などから、壊れたり古くなったりした人形やぬいぐるみなどが多数持ち寄られました。志賀会長はあいさつで「この天気も人形たちがお別れを悲しんでいるかのようです。皆さんに可愛がられてきた一体一体を大切に供養したいと思います」と話しました。続いて、住職の方々による読経が行われ、流山市子ども会育成連絡協議会の近藤慧人君がお人形への思いを込めた作文を読み上げた後、参列された皆さんは焼香を行い人形たちと最後のお別れをしました。

写真:最後の思い出に写真に収める参加者の方々

 柏市からお越しの松本大恵さんは「私と姉の雛人形や母が大事にしていた藤娘を持ってきました。たくさん並んでいる中でも、自分の人形はすぐに分かるものですね。娘と一緒に「ありがとう」の気持ちを伝えました」と話していました。また三輪野山からお越しの横田香波さんは「3人の子どもたちも成長したので、長男が生まれたときからの思い出のぬいぐるみなどをお願いしました。こうしてきちんと供養していただけるのでありがたいです」と感謝の様子でした。

写真:整然と並べられた人形たち

 毎年、成顕寺に隣接する江戸川大学の学生も人形供養会の開催に協力し、駐車場整理や人形の受け付けなどを担当しています。
 なお、会場となった成顕寺は、建治2年(1276年)創建の寺院で、神仏習合の形跡が残る寺院です。境内には、流山七福神のひとつ弁財天が祀られ見学もできます。

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