ぐるっと流山　四季の花々展

　令和5年3月10日（金曜日）まで、市役所1階ロビーで「四季の花々展」を開催しています。この展示は、流山市文化協会華道部（華道振興会）の協力のもと開催しているもので、今回のテーマは「弥生」です。
　草月流の大川朱浦さん、松山流の根本正泉さん、金本真泉さんの作品4点を展示しています。
 

　大川さんは、二つの作品を生けてくださいました。一作目は、サクラ、カーネーション、アルストロメリアを組み合わせて生けてくださいました。「弥生」というテーマを受け、春を感じる色や花材を取り入れ、器にもこだわった作品となっています。「サクラはツボミも用いて、これから花が咲くツボミに明るい希望を込めて生けました」と話してくださいました。
 

　二作目は、コデマリ、チューリップ、カーネーションを組み合わせて生けてくださいました。散歩道や公園に咲いている様子をイメージし、コデマリが風に揺れ、中央に咲いているチューリップが目を引く作品となっています。

　根本さんは、ウンリュウヤナギ、キンギョソウ、アルストロメリア、ソリダコ、レースフラワーを組み合わせて生けてくださいました。春らしい黄色のキンギョソウや淡い緑色のソリダコを用いながら、赤色のアルストロメリアにより引き締まった作品となっています。また、ウンリュウヤナギが躍動感を感じさせる作品となっています。
 

　金本さんは、ボケ、カーネーション、キンギョソウ、ツワブキ、アネモネを組み合わせて生けてくださいました。花畑のような色彩豊かな仕上がりが特徴で、明るい雰囲気の春を思わせる作品となっています。「展示後は玄関に飾って、家族で春の雰囲気を楽しみたい」と話してくださいました。
 

　展示は8時30分から17時15分（最終日は16時）までご覧いただけます。次回は「薫風」をテーマに、5月8日（月曜日）から12日（金曜日）まで開催予定です。