ぐるっと流山 感謝の集いコンサート2023

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1041470  更新日 令和5年3月31日

印刷大きな文字で印刷

迫力ある吹奏楽のステージ

 令和5年3月21日(火曜日・祝日)、文化会館で南部中学校(中曽根仁史校長、生徒数764人)の吹奏楽部定期演奏会「感謝の集いコンサート2023」が開催されました。この演奏会は、同校の吹奏楽部が例年開催しているもので、先日卒業式を終えたばかりの3年生も含めた42人が、地域の皆さんや家族、友人、先生方へ感謝の気持ちを込めて演奏を披露しました。

ステージドリルにも挑戦

 コロナ禍で3年前は中止となり、一昨年、昨年と規模縮小が続いていましたが、ようやく今年度はホールで一般来場者を迎えての開催となりました。3部構成のステージで、コンクール曲からテレビCMメドレー、ビッグバンドジャズなど、幅広いジャンルの楽曲全17曲が演奏されました。一曲一曲に趣向が凝らされ、楽器演奏に加えて、ステージドリルや歌あり踊りありの盛りだくさんな演出に、会場からは大きな拍手が送られていました。

東日本大会金賞受賞の楽曲を披露

 コンクールでは今年度から小編成にシフトし、8月の千葉県吹奏楽コンクール中学校の部B部門で金賞、東関東吹奏楽コンクール中学校の部B部門で金賞と着実に駒を進め、小編成部門の最高峰である東日本学校吹奏楽大会中学校部門で金賞を受賞。また、動画審査を経ての11月の日本管楽合奏コンテスト全国大会でも中学校A部門最優秀賞と、輝かしい成績の数々を収めてきました。その活躍が認められ、令和4年度市長表彰も受賞しました。

チェルノブイリ原発事故がテーマの楽曲をコンクール曲に

 コンクール曲に選んだのは、新進気鋭の作曲家・打楽器奏者、林大地さん作曲の「ゾウの足~1986.4.26チェルノブイリ原子力発電所事故による~」。同事故を題材にしており、さまざまな楽器のソロが美しくつながる部分や重厚で力強いパートなど、ドラマチックな曲です。演奏技術の習得だけでなく、曲の背景について深く考えることで、一人ひとりが成長し一体感が育まれたそうです。復興への希望が込められた演奏に、来場者の皆さんも感動している様子でした。

感謝の気持ちを込めて演奏

 コンサートの最後には、部員を代表して旧部長の高木美優花さんがあいさつし、「たくさんの壁にぶつかりながらも、演奏の楽しさを体全身で味わい、周りの人々に支えられながらひとつのコンサートをつくり上げることができました。吹奏楽を通じて、仲間の大切さや最後まであきらめないことなどたくさんのことを学びました。家族のような雰囲気が流れている南部中が大好きです」と3年間を振り返りました。

3年生のラストステージ

 今年度に着任し、指導を行ってきた顧問の大野伸子先生からは、「3年生は受験を終えてからの短い期間でよくここまで作り上げてくれました。これからは1・2年生が主体になっていきますが、引き続き南部中吹奏楽部を温かく見守ってください」とあいさつがありました。久しぶりのホールでの演奏会に、吹奏楽部OB・OGや中学校のクラスメイト、小学校時代の先生方なども駆けつけ、生演奏の素晴らしさを改めて感じているようでした。

ご意見をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?
(複数回答可)


このページに関するお問い合わせ

総合政策部 秘書広報課
〒270-0192 流山市平和台1丁目1番地の1 第1庁舎3階
電話:04-7150-6063 ファクス:04-7150-0111
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。