ぐるっと流山　「雨の日も晴れの日も活躍する調整池」新東谷調整池テニスコート リニューアル式

　令和5年3月8日（水曜日）、新東谷調整池内にあるテニスコートでリニューアル式が行われました。テニスコートが老朽化したため、市と新東谷調整池利用調整委員会が協働で大規模修繕を行いました。

　東谷テニスサークル会長・本田大作さんから「この場所は調整池なので、年に数回大雨でヘドロが溜まりますが、その都度、テニスサークルの会員がボランティアで清掃していました。これからもこの調整池を地域と行政で一緒になって管理していき、テニスコートが末永く愛される場所になってほしいです」と挨拶がありました。

　市の代表として挨拶をした志村上下水道事業管理者は「新東谷調整池は、南流山地区の浸水対策事業として造成された調整池ですが、地元と協議をし、雨天時以外は地域コミュニティの場としてテニスコートが使用できるよう整備しました。市民参加によるテニスコート管理・運営は、全国的にもまれな例です。まだ会員に余裕があるようなので、市民の皆さんには、ぜひ会員になって、このテニスコートを有効活用していただければと思います」と話しました。

　テニスコートの管理・運営は地域住民を中心とした新東谷調整池利用調整委員会が行っており、その中心となる東谷テニスサークルの会員には、約200人の市民が在籍し、曜日ごとに会員が分かれ、リーダーを決めて活動をしています。また、この調整池では大雨が降ると、雨水の流入があり、降雨後は土砂が堆積しますが、東谷テニスサークルの会員の方々が清掃などを行い、調整池機能の維持に貢献していただいています。