ぐるっと流山　南消防署　消防フェア

　令和5年3月19日（日曜日）、南消防署で消防フェアが開催されました。災害を身近に感じることで、いざというとき行動できるようにと実施した今回の体験には、天候にも恵まれ晴天の中81人の方々が参加され、放水訓練や煙体験、地震体験などを実施しました。

　起震車では、最大震度7までの地震を体験することができ、揺れの大きさに参加者からは「立っていられないぐらい大きな揺れでした」との驚く声が多くありました。地震の体験をすることで防災に対する意識を持つことができ、今後の地震への備えを考える良い機会になったという感想もありました。

　車両展示コーナーでは、消防車と救急車の展示を行いました。消防車では、実際の災害現場で使用しているホース、さまざまな資器材や色々なスイッチ、機械の動きなどを中心に関心が寄せられ、多くの質問がありました。また、比較的見慣れた消防車では、普段閉じているシャッターや扉などを開放すると、子どもたちの驚きの声や楽しそうな姿をみることができました。

　救急車の展示では初めて救急車の中を見る方も多く、救急現場で使用する資器材に興味を持って見られていました。幸いにも消防フェア中に救急出動はなく、「ゆっくり救急車内を見ることができてよかったです」との声も多くいただきました。

　防火衣着装体験では、消防士が火災現場で着る防火衣の子ども用防火衣を実際に着ました。とても喜んでいる様子で、家族とだけでなく消防職員と一緒に写真撮影をしている方も見られました。

　放水体験では、実際に消防職員が火災現場で使う資器材を使って行いました。消防職員と一緒にホースを持ちながら放水し、水の力に驚きながらも親子一緒に楽しく体験をしてもらいました。
　今回の消防フェアは、参加者みなさんの防火・防災に対する意識を高める機会になりました。もしもの時に行動できるよう大切な家族、友人と助け合っていきましょう。