ぐるっと流山　第410回サロンコンサート

　令和5年3月24日（金曜日）、生涯学習センター（流山エルズ）で第410回サロンコンサートが開催されました。「フルートの世界 2本のフルートで奏でる春の調べ」と題した、フルート、ピアノによるコンサートです。
 

　この日は、「くるみ割り人形」 より 「葦笛の踊り」、「トリオ・ソナタ ト長調 BWV1039 第1楽章」、「魔笛」 より 「俺は鳥刺し・きれいな鈴の音・恋人か女房があればいいが」、「アメリカ小二重奏曲 Op.37」、「春よ、こい」が披露されました。
 

　最初に披露された「くるみ割り人形」 より 「葦笛の踊り」は、さまざまな場面で使われている名曲で、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。コンサートの幕開けにふさわしい爽やかな曲調で、美しいフルートの音色と、優雅で滑らかなピアノの音色が響き渡り、会場は癒やしに包まれました。

　2曲目に披露された「トリオ・ソナタ ト長調 BWV1039 第1楽章」は、2本のフルートの掛け合いが美しく、繊細な音色と技巧が聴く人を惹きつける演奏で、終始観客は魅了されました。
　最後に披露された「春よ、こい」は、ピアノの調べにのせて、メロディーを奏でるフルートの華やかな音色が印象的で、終盤に向けて徐々に盛り上がりを見せる演奏に、観客は圧倒されました。
 

　来場された方からは、「落ち着いた曲が多く、大変癒やされました」と喜びの声が聞かれました。
　次回のコンサートは、4月28日（金曜日）、12時15分から12時45分まで、生涯学習センター（流山エルズ）で開催予定です。「ヴァイオリンとピアノの小品名曲集 知られざる名曲 19世紀から20世紀へ」と題してお送りします。入場は無料ですので、ぜひご鑑賞ください。