ぐるっと流山 高校演劇フェスティバルinながれやま20分シアターVol.14
令和5年2月5日(日曜日)、文化会館で「高校演劇フェスティバルinながれやま20分シアターVol.14」が開催されました。演劇を学ぶ高校生が集い、一つのテーマをもとに20分の短い物語を上演するこの催しは、今回で14回目です。今年のテーマは「復活」です。各校は「復活」からイメージを膨らませてオリジナルの脚本を作り、舞台監督や音響、照明なども高校生が担当しました。今年は中学校1校を含め15校が参加し、210人を超える方が来場しました。
まず、専修大学松戸高校の、男女の性別を入れ替えて演じた「君の戸締まり。」から始まりました。野田中央高校は、文化祭の準備の様子を描いた「一周回って帰る教室」、津田沼高校は、ワンゴムという謎の部族を描いた「ワンゴムの夜明け」、東葛飾高校は、ゾンビに襲われる2組のカップルを描いた「I want you I need you 腐敗臭」、県立柏高校は、学校に新しくできたカバディ部の様子を描いた「知られざる青春だとしても」、松戸馬橋高校は、科学部を舞台にしたコメディ「復活のS I want to Hey tea」を上演しました。
流山おおたかの森高校は、感情のない少年と自分の考えがない少女を描いた「今日が」、柏中央高校は、「復活祭(イースター)」で起きる出来事を描いた「イースター・マジック」、柏の葉高校は、帰宅部の6人の様子を描いた「俺達の部活★」、流通経済大学付属柏高校は、天界に迷い込んだ女を描いた「アーニクシー」、専修大学松戸中学校は、バタフライ効果を描いた「Butterfly」、船橋芝山高校は、高校を卒業した同級生が集まって語り合う様子を描いた「再会」を上演しました。
日本体育大学柏高校は、記録をする人と演技をする人の違いを描いた「書くひとと演るひと」、松戸国際高校は、交通事故に遭った男が生まれ変わろうとする様子を描いた「生と死の間で」、流山高校は、女子生徒と幽霊の交流の様子を描いた「埋もれ木に花が咲く」を上演しました。
来場された方からは、「笑える劇もあれば、考えさせられる劇もあって面白かったです」、「その学校ごとに個性が感じられてとても楽しかったです」、「生徒たちがキラキラしてました。いい刺激をいただきました」など多くの感想が寄せられました。高校生たちは他校の演劇を鑑賞し、演劇を行う際の幅広い知見を得ていました。
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