ぐるっと流山 森の図書館「森流亭チャリティー落語会」

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ページ番号1040611  更新日 令和5年3月9日

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令和5年2月25日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。

 令和5年2月25日(土曜日)、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。新型コロナウイルス感染症予防のため、検温、消毒、二酸化炭素濃度測定器、マスク着用のほか、参加人数の制限や換気など感染症対策を万全にして開催されました。森の図書館では、文化を発信する場としても市民の方にご利用いただくため、「森流亭」と名づけた寄席で落語会を開いています。今年の「森流亭チャリティー落語会」は、流山市社会福祉協議会の後援を受けています。また、木戸銭の一部が、赤い羽根共同募金に寄付されました。

令和5年2月25日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。

 コロナ禍で約3年半ぶりに開催した7回目となる今年は、5月に流山市民初の真打に昇進される春風亭吉好さんにお越しいただきました。真打とは、落語家などの格付けで最高位、寄席で最後に出演します。吉好さんは、落語芸術協会所属、平成21年6月に春風亭柳好に入門、平成25年8月に二ツ目に昇進されました。これまでにも2度、森流亭落語会にご出演されています。
 

令和5年2月25日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。

 会場には、販売したチケットを手に40人以上の方が来場し、出囃子の音楽とともににぎやかな開場となりました。はじめに、吉好さんから、お住まいが流山市であること、落語家になり師匠の下で、さまざまな下働きを積みながら日々稽古に勤しんでいる姿が面白おかしく語られました。またコロナ禍でのインターネット配信ライブの様子や、この5月には真打になられることや、今後の寄席の予定などのお話しがあり、落語を楽しむ雰囲気が作られていました。

令和5年2月25日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。

 一つ目の演目「時うどん」では、2人の男が手持ちが15文しかないのに、16文のうどんを食べに行く話でした。知恵の働く兄貴分は支払いの時に「銭が細かいから数えながら渡す」と銭を数えていき、うどん屋に「今何時や」と聞いて、答えた数の次から銭を数えて1文ごまかすのに成功します。うどんを食べている時の兄貴分とうどん屋、弟分とのやりとりも軽妙でしたが、翌日、弟分が同じことをしようとしてうどん屋に行き、やりとりが全くうまくいかない様子を話す吉好さんの語りに、観客の皆さんから笑い声が上がりました。
 

 

令和5年2月25日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。

 次の演目は「里帰り」です。里に帰ってきた娘がお姑さんとうまくいかず、あの家には二度と帰らないと言います。そこでお父さんが「お前がそこまで言うなら殺してしまえ」と白い粉をだしますが…。一年後に帰ってきた時の娘とお父さんとのやりとりを吉好さんは面白おかしく語りました。観客の皆さんは、吉好さんの巧みな表現や動きに感心したり、オチの場面で大笑いしたりと落語を楽しんでいる様子でした。
 

 

令和5年2月25日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。

 演目が終わると撮影タイムが設けられ、吉好さんを席から撮影する方や吉好さんと一緒に並んで撮影する方などが大勢いらっしゃいました。観客の皆さんからは「楽しかった。あっという間の1時間でした」「面白かったです。うどんが食べたくなりました」などの感想を聞くことができました。また、会場後方には、落語関連の書籍やCDが展示されており、手に取って読む方や借りていかれる方がいらっしゃいました。

令和5年2月25日、森の図書館で「森流亭チャリティー落語会」が開催されました。

 会場入口では、流山市社会福祉協議会の方が募金を呼び掛けており、開演前や開演後に募金をされている方がいらっしゃいました。
 森の図書館では、今後もさまざまなイベントを企画しています。詳細は、今後の広報ながれやまや森の図書館ホームページでお知らせします。

吉好さんのホームページhttp://yoshikou.info/

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