ぐるっと流山 流山市文化協会50周年式典
令和3年12月5日(日曜日)、ホテルルミエールグランデで流山市文化協会の50周年式典および祝賀会が開催されました。流山市文化協会は市内の文化団体20団体、約2000人のプロ・アマチュアで構成され、令和3年度には新入部でハワイアンフラ部が加入し、部会を超えたコラボレーション企画を行うなど、積極的に新しいことにも取り組んでいる団体です。会場には約60人の方々が集まり、関係者の方々からのお祝いの言葉が述べられたほか、流山市文化協会会長の上野真由美さんによる50年のあゆみについての紹介や協会所属の会員による一芸などが披露されました。
式典では、井崎市長、森市議会議長、田中教育長が祝辞を述べ、流山市文化協会の創立50周年を祝いました。
井崎市長からは「流山市文化協会にはプロの方もアマチュアの方もいらっしゃいますし、幼児から90代の4世代にわたってたくさんの方々がつながっています。ぜひこの輪を大きくしていただいて、さらに活発に流山市の文化を盛り上げていただければと思います」とお話がありました。
森議長からは「文化芸術の分野は、コロナ禍で大きく影響を受けたものの一つです。それでも、皆様が一丸となり、ポストコロナ時代は流山市に文化芸術ありと言われるような大きな町おこしのムーブメントを起こしていただくことを強く希望しています」と激励の言葉がありました。
田中教育長からは「50年という長い歳月の中で、文化団体が分野を超えて一つに結集して組織され、総合的文化活動を継続されてきたこと、改めて敬意を表したいと思います。文化協会が地域の文化芸術の振興の中心的な役割を担い、今日に至るまで取り組んできていただいたことに感謝申し上げます」との言葉がありました。
その後、齋藤健衆議院議員からあいさつがあり「世阿弥の花伝書の中には、初心忘れるべからずという言葉があり、この言葉は普通、初めていろんなことをやった時の気持ちを忘れるなというように解釈されています。しかし、「初」の漢字はころもに刀と書くことから、衣を刀で裁ち切るように、時代が変わるにつれその時代に合わせて変えていかないと、文化芸術は生き残れない、というのが世阿弥の解釈であります。能はその結果600年、現在まで続いています。流山市文化協会も600年続くようご祈念申し上げます」との言葉がありました。
当日は、武田正光県議会議員、千葉県芸術文化団体協議会会長・吉田充さん、流山市美術家協会会長・多々良勲さん、鎌ケ谷市芸術文化協会会長・平栗三男さん、柏市文化連盟会長・鈴木將勝さん、我孫子市文化連盟会長・藤間敬紫寿さん、流山市商工会議所会頭・田口佳子さん、流山市観光協会会長・志賀進一さんなど多くのご来賓の方々にご臨席をいただき、皆様からそれぞれお言葉をいただきました。
文化協会の部員の皆さんにより披露された演目は、謡曲部部長・山口さんによる「高砂」、邦楽三曲部部長・牧野さんと民謡部部長・浜田さんによる「新相馬節」、伝統芸能部部長・中村さんによる「奴さん」、コーラス部部長・宇田川さんによる「花」・「二番目に言いたいこと」、伝統芸能部・洋舞部によるコラボレーション企画「二人扇子」でした。協会の方々の日々の積み重ねにより作り上げられた演目は会場を大いに盛り上げていました。
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