ぐるっと流山　保育事業者に対する厚生労働大臣感謝状伝達式

　令和3年12月10日（金曜日）、市長室で保育事業者に対する厚生労働大臣感謝状伝達式が行われました。本感謝状は、保育事業の進展に資するため、永年にわたり保育事業に従事し、著しい功績のあった個人に対して、厚生労働大臣より贈られるもので、今回流山市から慶櫻市野谷保育園の園長である志村すい子さんが受賞されました。本来、感謝状の贈呈は全国保育研究大会の場で厚生労働大臣から直接行われるものですが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、大会がオンライン開催となったことから、市長からの贈呈となりました。

　志村さんは、現在に至るまで44年以上にわたり、保育の現場でご尽力され、平成29年には千葉県保育協議会第六十三回保育振興大会の席で千葉県保育士賞（ルビー賞）を受賞しています。懇談で市長は「本日はおめでとうございます。長年に渡り、流山市の子どもたちのために尽力してくださっていることに感謝いたします」と謝意を述べると、志村さんは、「長く保育の仕事を続けてこられたのも周囲の皆様の協力や家族の理解があったからこそです。初めて保育士になったころからは時代も変わり、子どもを取りまく家庭環境も大きく変わってきていますが、子どもの成長を第一に考えた保育をしていきたいと思います」と応じました。

　志村さんから市長へは、自身が園長を務める保育園の園児が作成したというアート作品のプレゼントがありました。色とりどりの絵に折り紙のサンタクロースをあしらった飾りや、カラフルに染められたエコバックなど、子どもたちの力作です。志村さんは「子どもたちが豊かな感性で自由に作った作品は見ているだけでも温かい気持ちになります。市役所の皆さんにも温かい気持ちになっていただければ」と話してくださいました。