ぐるっと流山　四季の花々展

　平成31年3月8日（金曜日）まで、市役所1階のロビーで四季の花々展が開催されています。この展示は、流山市華道振興会（流山市文化協会華道部）の協力のもと、市役所を訪れる市民の皆さんに生け花に親しんでもらおうと隔月で開催されているもので、今回は「希望」のテーマで4点の作品が展示されています。

　金本真泉さん（松山流）の作品は、ツツジ、カラー、カーネーション、ツワブキを組み合わせています。「希望というテーマ、春という季節に合わせ、白とピンクで明るく華やかに仕上げました」と説明してくれました。
　野木美勢さん（池坊）の作品は、ジャイアントブッシュ、沖縄シャガ、チューリップアンスなどさまざまな花材を組み合わせています。「春に向かって草木が伸びる姿を、また白い花を取り入れて春のよろこびを表現しました」と見どころを教えてくれました。

　根本正泉さん（松山流）はユリ、カラー、レンギョウ、ドラセナ、ハランを組み合わせています。「テーマに合わせ、ユリで華やかに仕上げました。白いカラーは何にでも染まることができるという明るい気持ちで生けました」と話してくれました。
　大川朱浦さん（草月流）は、水仙、着色枝を取り合わせました。「路地で咲いている身近な春のお花を生けたいと思い、水仙を使いました。白色の枝と黄色の水仙でシンプルな作品にしました」と教えてくれました。

　展示は8時30分から17時15分まで（最終日は16時まで）ご覧になれます。次回は5月に開催の予定です。季節を感じる作品をぜひご覧ください。