ぐるっと流山 舞台劇「ちゃんぷるー ~私が幽霊!? 修学旅行~」

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ページ番号1021013  更新日 平成31年3月14日

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NPO法人流山おやこ劇場主催

写真:受け付けを行う子どもたち

  平成31年3月10日(日曜日)、初石公民館でNPO法人流山おやこ劇場(小澤孝江理事長)による舞台劇「ちゃんぷるー~私が幽霊!? 修学旅行~」が行われました。同劇場では、子ども向けの舞台鑑賞をはじめ、子どもたちが主体となって取り組むワークショップなどを実施しています。今回は、修学旅行で沖縄を訪れた女子中学生と74年前の戦争で命を失った中学生の幽霊とが織り成す物語が上演されました。

写真:会場に集まる観覧者たち

 チケットは開演日の10日前には完売し、会場には約150人の方々が集まりました。当日の舞台は客席の中央を花道が通り、客席を囲むような形で会場全体がステージとなって展開されました。
 勝部祐子さん、クラウンYAMAさん、大谷恵理子さんの3人がさまざまな役を演じる中、冒頭にはおやこ劇場の会員である4人も舞台に出演。沖縄への修学旅行に参加する生徒役として、大勢の観客の前で楽しそうに役を演じていました。

写真:出演した役者の皆さん

 友達とけんかして修学旅行を楽しめないでいる主人公にとりついて、修学旅行を楽しむ幽霊。さまざまな体験を目いっぱい楽しむ姿や、戦争の被害を受けた過去の出来事などを知っていくうちに、主人公が生きることや思いやりの気持ちを学んでいく物語に、終演後には会場から大きな拍手が沸きあがりました。お母さんと一緒に訪れた加藤小桃さん(西深井小5年)と加藤小蒔さん(西深井小1年)は、「役者さんたちの激しい動きや会場の明るさがたくさん変わることがすごいと思いました。戦争の話はちょっと怖かったけど、とても楽しかったです」と感想を話してくれました。

写真:全体での記念撮影

 代表の小澤さんは同団体の活動について、「思春期の子どもたちはとても多感で、心のバランスが難しい時期です。そんな中で大人のお説教などは全く響きません。大人から言われたことだけではなく、主体となって行動することで、子どもたちは自分で考え、さまざまなことを思い、いろいろなことを感じることができ、その経験によって子どもたちはどんどん成長していきます。少しでも多くの体験をすることで、子どもたちの成長を支えられたらという気持ちから、今回の劇のようなイベントを企画しています」と話してくれました。

写真:出演した子どもたち

 今回冒頭に出演した田中彩萌(いぶき)さん(南流山中1年)は、「楽しい場面やシリアスな場面などを的確に演じる役者さんの演技力が本当にすごいと思いました。自分も3人のようにいろいろな役を演じられるようにがんばりたいと思います」と話してくれました。
 同団体では、全国で人形劇公演を行う人形劇団「ひぽぽたあむ」代表・永野むつみさんによる講演会を5月12日と6月11日に開催予定。舞台などを観ているとつい席を立ちたくなってしまう子どもの心情など、子どものとる行動と心の変化を学びます。興味のある方は事務局(電話:04-7152-0446)まで。

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