ぐるっと流山 「親子で作ろう! キャラのり巻き」講座

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ページ番号1021104  更新日 平成31年3月23日

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写真:講座の様子

 平成31年3月17日(日曜日)、文化会館で「親子で作ろう!キャラのり巻き」講座が行われ、6組12人の親子が千葉県房総の郷土料理「太巻きすし」作りに挑戦しました。講師は、市内在住のとうかつ女性農業者ネットワーク・宇佐見友希子さん。宇佐見さんは南流山の朝市やちばの野菜コーナーなどに、自宅で採れた新鮮な野菜を毎日提供しており、また、太巻きすしという郷土料理の普及にも力を注いでいます。

写真:講座の様子

 今回挑戦した太巻きの絵柄は、バラの花と子どもたちに大人気のキャラクタ―の2種類。まずはバラで使う薄焼きたまごを焼くところから始まりました。ちょっと甘めの薄焼きたまごは破れないように四角く薄く焼くのに皆さん苦労していました。2枚の薄焼きたまごを並べ、その上に花おすしの素でピンクに染まったすし飯をのせ、紅ショウガをちらし、野沢菜で枝の部分を表現。出来上がった太巻き寿しを半分に切ると、きれいなバラが現れ、おもわず参加者からも笑みがこぼれました。

写真:上手に太巻きが作れて笑顔の参加者

 次は難しいキャラ太巻きすしに挑戦。複数枚の海苔を使って顔のパーツを作っていきます。目、眉毛、口は味の付いたかんぴょうを、鼻には魚肉ソーセージを使います。それぞれのパーツを作るコツや配置について丁寧に説明を受け、皆さんは手元の資料も参考にしながらそれぞれのパーツを作っていきました。すべてのパーツを上手く配置してまとめ、「どんな顔になるかな」「笑い顔だといいな」と祈りながら半分に切ると、切り口からは可愛いキャラクターが登場しました。

写真:口いっぱいに太巻きすしを頬張る参加者

 太巻きすしの基本となるすし飯は、酢、酒、コンブを入れて、普段のご飯よりやや硬めに炊きます。炊けたご飯に合わせ酢をかけて、すし飯が出来上がります。この日は講座の時間の関係上、講座前に炊いたご飯を使いました。出来上がったのり巻きは持ち帰り用をパックに詰め、残りをその場で食べました。宇佐見さんの自家製味噌で作ったお味噌汁も一緒に食べながら、子どもたちは太い大きなお寿しを口いっぱい頬張り、「おいしい!」と笑っていました。親からは「親子で作ることはなかったので、難しかったけれど楽しかったです」といった感想がありました。

写真:宇佐美さんと参加者の皆さん

 太巻きすしは、正式には「太巻き祭り寿司」という房総エリアの郷土料理で、伝統行事や冠婚葬祭の時に作られてきたといいます。宇佐見さんは、「失敗してもいい大丈夫です。楽しみながら作ってください。中に入れる食材もおぼろを入れたりすると、ちょっと甘めになり小さな子も喜んで食べられます。彩りも良く見た目も楽しい太巻きすしを、ご家庭のさまざまな行事の一つに取り入れてくれたらうれしいです」話していました。

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