ぐるっと流山 プリザーブドフラワー作品展
プリザーブドフラワー作品展 花のある暮らしを楽しむ
プリザーブドフラワーは、生花に特殊保存加工技術を施すことで、そのみずみずしさや柔らかさを長期間楽しめる加工花です。また、アーティフィシャルフラワーは近年品質が向上しており、本物のような花姿や、実や葉物などさまざまな種類の花材がアレンジメントの幅を広げています。水替えや後処理の心配もなく、美しさが長持ちすることがメリットです。
プリザーブドフラワーのアレンジメントは、いけばななどの生花の作品と比べて、平面的な構成ものが多いと言われていますが、三上さんは花だけでなく枝や木の実なども使って立体的で風を感じるようなスタイルを目指しているそうです。「自然の庭や花をそのまま切り抜いたようなナチュラルな作品が暮らしの中にあることで、毎日の生活が優しい雰囲気に包まれ心和むものとなるのでは」と三上さんはお話されていました。
同じ花材を使っても、作る人によって全て違う表情になるのが興味深い点です。「フラワーアレンジメントに『こうしなければならない』という決まりはありません。レッスンでは、色の合わせ方のポイントや基本的な配置などをお伝えするだけで、生徒のみなさんの自由な感性で作品づくりを楽しんでもらっています。それぞれの作品の個性を味わって頂きたいですね。」と展示会の見どころを教えていただきました。
教室に通って2年になるという長岡さんは「最初に作った作品はクリスマスキャンドルのアレンジメントでした。春にはいちご、夏には仏花など、季節ごとのテーマでアレンジメントを制作しています。」とお話くださいました。同じく作品を出品した小林さんは「作りたい色やイメージをお伝えすると、先生が材料を揃えてくださいます。少人数の和やかな雰囲気でアレンジメントを作る楽しさを感じています」と制作の過程を教えてくださいました。
展示会は21日(日曜)までの9時から17時まで。15日(月曜)は休館。最終日は15時30分まで。入場無料。
なお、会場である杜のアトリエ黎明は5月14日(日曜)から16日(火曜)の3日間にわたって市内各所で開催される「ながれやまオープンガーデン」にも参加しています(15日(月曜)は休館日)。新緑が美しい庭園と室内の展示作品を同時に楽しめるまたとない機会です。ぜひご覧ください。
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