ぐるっと流山 森の図書館バリアフリーおはなし会 見て聴いて楽しもう! 手話のついたスペシャルおはなし会

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ページ番号1010875  更新日 平成29年9月15日

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読みと同時に手話をする様子の写真

 平成29年5月28日(日曜日)、森の図書館でバリアフリーおはなし会「見て聴いて楽しもう! 手話のついたスペシャルおはなし会」が開催され、子ども13人、大人12人が楽しみました。森の図書館では、平成28年度より年に2回「バリアフリーおはなし会」として、ボランティアグループ「にじ」の皆さんによる手話つきのおはなし会を実施しています。参加される方は、手話を必要とする人に限らず、赤ちゃんから高齢の方まで年齢はさまざま。言葉と手話の両方で行うおはなし会なので、手話を知らない人でも楽しむことができます。

手話の様子の写真

 今回おはなし会を行った「にじ」の皆さんは、都内のろう学校や図書館などで手話つきおはなし会を行っているボランティアグループです。「にじ」のおはなし会では、先に読み手が読み、一拍置いて手話で通訳する方法と、絵本の読み手と手話通訳者が同時に行う方法との2種類があります。一拍置いて手話通訳する読み聞かせが一般的とのことですが、手話に馴染みのない子どもたちには、なるべく飽きることのないようにと、同時通訳の形をとることもあるそうです。「図書館のおはなし会では、どうしたら楽しんで聴いてもらえるか工夫を凝らします」と、「にじ」の皆さんは話してくださいました。

読み聞かせを提供する「にじ」の皆さんの写真

 この日のおはなし会のテーマは「おばけ、こわい?」です。「おばけのバーバパパ」(偕成社)など、絵本や大型絵本、紙芝居を使ったお話が全部で3つ。合間に手遊びも混ぜて楽しみました。おはなし会が始まると、途端に子どもも大人も釘付けです。目の前で行われる手話の動きに、子どもたちの手も自然と真似をするようになりました。「にじ」のバリアフリーおはなし会では、簡単な手話をみんなで覚えて帰ります。今回のお題は「天気」です。両手を顔の前で交差してパッと開く「晴れ」や、「曇り」「雨」の手話に、子どもたちは大興奮。自慢げに披露する様子が見られました。

一緒に手話をする子どもたちの写真

 終わりには、今年トルコで開催される、聴覚障害者のための国際競技大会「デフリンピック」についてお話しがありました。デフリンピックの始まりは、パラリンピックよりも早い1924年。パラリンピックには聴覚障害者の方々は出場しませんが、同じく夏季・冬季とそれぞれ4年に一度開催されるデフリンピックに出場します。しかしその知名度は低いもの。「ぜひデフリンピックについても知ってもらいたいです」とおはなし会は締めくくられました。
 次回の森の図書館バリアフリーおはなし会は、11月ごろを予定しています。詳細は今後、広報ながれやまや森の図書館ホームページでお知らせする予定です。皆さんぜひお越しください。
 

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