平成18年度第1回議事要旨

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ページ番号1009635  更新日 平成29年9月15日

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会議の開催

1 日時
平成18年8月22日(火曜日) 午後1時30分から
2 場所
流山市クリーンセンター リサイクルプラザ・プラザ館2階 研修室3
3 出席者等
(1)出席
篠山委員、恵良委員、籠委員、中島委員、五十畑委員、能村委員、福井委員、福岡委員、萬田委員、鈴木委員、椎野委員、伊藤委員、亀山委員以上13名
(2)欠席
日田委員、大橋委員
(3)事務局
環境部松本部長、同秋山次長、クリーン推進課相島課長補佐、リサイクル推進課小林課長、同片桐課長補佐、同神田係長、同伊藤主事
(4)傍聴人
4 内容
(1)一般廃棄物処理基本計画の進行管理
(2)し尿処理施設の再整備について
(3)その他
5 資料
資料1 一般廃棄物処理基本計画進行管理
資料2 し尿処理施設の再整備
資料3 生ごみ処理
参考資料 平成17年度廃棄物処理フロー

議事要旨

1 開会(午後1時30分)

2 挨拶

3 議事
(1)一般廃棄物処理基本計画の進行管理について

(事務局)
資料に基づき説明

(会長)
今年度は、審議会として何か提案していくような会にしたいと考えている。只今の事務局の説明について意見質疑等はあるか。

(委員)
2点ある。1点目は、事業系ごみの自己搬入量が増えているとのことだが、私が考えるに収集運搬業者へ依頼していたものから自己搬入へシフトしたと考えるがどうか。また、産廃や他市町村のごみの搬入があるのかどうか伺いたい。2点目は、マイバッグの普及促進について、今年度商工会では予算100万円を取って事業を行おうと考えている。市は商工会へ丸投げしたのか。

(事務局)
実際、事業系ごみの搬入量は増えているので、その辺の分析も含めて、搬入に係る調査を実施するものである。2点目の商工会へ補助金だが、市の予算の商工費から出ており、市として出しているものではあるけれど、マイバッグ事業そのものは商工会の方で検討しているものである。マイバッグの普及促進は市としても力を入れている事業であり、今後、商工会と連携してやっていきたいと考えている。

(委員)
ケロクルミーティング(ごみ出前講座)を実施しているということだが、実施の状況と今後の展開について伺う。

(事務局)
実績は平成17年度3件、今年度1件である。今後は、ホームページや広報などの周知方法や、週末開催などを検討したい。

(委員)
2点ある。1点目は、施策の認知度を測る手法について。2点目はグリーン購入の推進について詳しく伺いたい。

(事務局)
1点目の施策の認知度はアンケート調査を行う予定である。2点目のグリーン購入の推進だが、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)は、国等の機関にグリーン購入を義務づけるとともに、地方公共団体や事業者・国民にもグリーン購入に努めることを求めており、市としてもそれに対応した取組みを実施するものである。例えば、再生紙や低公害車などの環境配慮製品の購入である。本市でも環境行動計画の策定時に本市のグリーン購入推進方針(案)を策定したが、徹底する為には全庁的な仕組みと取組みが必要である。

(委員)
リサイクルプラザの現在の活用状況と今後の展開について伺いたい。また、体験講座はどういったところが主催するのか。

(事務局)
リサイクルプラザは講座数の増加も含めて、ごみ減量・資源化の中核施設として活用していきたい。体験講座は市が主催する形で環境団体のメンバーなどを講師として招き、実施している。

(委員)
2点ある。1点目は、10月18日(水曜日)に古紙再生利用促進センターの講師を招いて講習会を実施するとのことだが、これは一般市民も参加できるようにされてはどうか。2点目は、分別などが徹底されている地域を表彰するとあるが具体的にはどういうことか。

(事務局)
1点目については、一般市民の参加も想定しています。広報、ホームページ等で広く周知したいと考えている。2点目については、ごみ出しの最前線で従事している廃棄物減量等推進員に市の方でも積極的に関り、分別や減量の成果が出た地域については表彰などを行い対外的にもアピールしたい。

(委員)
私の地域の廃棄物減量等推進員は、役員の持ち回りで役員にならないとなれない。ごみ問題の関心がある人でもなれない。関心があっても協力できる場がないというのが現状である。今の話のように地域ぐるみで取り組めるようなものを期待したい。

(委員)
生ごみ処理肥料化処理機器についてだが、電気式が増えて容器型が減ってきている。私は両方使っているのだが、両方とも効果はある。アンケートを見ると臭気があるとのことだが、それは説明不足の面もあるのではないか。容器型は多少の臭気は出るが、やり方によっては出ないやり方もある。生ごみ処理機の補助は予算を増やせば増えるものなのか。また、生ごみは地域単位で取り組まなければならない。大型生ごみ処理機事業では私も手を挙げたが、維持管理費の問題で二の足を踏まざるを得なかった。来年度以降、維持管理費等に補助金を出すということは検討しないのか。

(事務局)
市としては家庭用生ごみ処理機の普及を考えている。また、大型生ごみ処理機の補助金は難しい。

(委員)
地域単位で生ごみの資源化に取組み、それを全体に広げる必要がると思う。

(事務局)
市としてもそれは課題である。

(会長)
これについては、審議会で建議や提案するのもありかと思う。

(委員)
大型生ごみ処理機は時代遅れではないかと思う。堆肥自体が過剰供給になっている。4年から5年前に長井市に行ったが長井市のような農村であっても非常に大変な労力を必要とする。会長がおっしゃったように生ごみについて審議するのは賛成だが、慎重に行わなければならない。

(委員)
最近、磐田市に行ったのだが、有料化ではなく各ステーションに委員を設置し、立会っているようである。中身を見て汚れたものは洗って出すなど非常に徹底している。このようにしないとごみ減量は進まないのではないか。

(委員)
リサイクルプラザは使い方によっては人が来るし、そうでないところもある。今日早く来てこの施設を見せてもらったが、あまり変わっていない。やはり施策次第である。来館者が多いところは、「もったいない」などいろいろな企画を行っており、ひとつの教育の場になる。流山市でも子どもたちにどのようなメッセージを出すことができるか。こういう施設が魅力的になるかどうかは施策に掛かっている。環境というのはただ漠然と情報を提供していては面白くない。なぜなのかというメッセージの出し方を工夫する必要がある。また、このような施設はエコフェスタなどのイベントを企画している。手を拱いているのではなく、来館者を増やすような施設作りが必要である。流山市は緑ということをキーワードにしている。そのようなキーワードを活かすのもいいのではないか。最後にこの管理シートだが成り行きシートになる恐れがある。予算が取れないからやらないではなく、予算を取れなくても代替案でいくというようなものがないと進行管理としては難しいと思う。

(会長)
皆さんの共通項はリサイクルプラザの活用といったところか。これについては、皆さんの意見を何らかの形でアクションを起こせるようにしたい。

議事(2)し尿処理施設の再整備について

(事務局)
資料に基づき説明

(委員)
環境質調査の目的は何か。

(事務局)
廃棄物処理法に基づきし尿処理施設の設置届を出す際の生活環境衛生調査を行う必要があるのでその必要項目を明らかにするものである。重金属等の汚染が外部に漏れていないか確認する為に実施するものである。

(委員)
手続き上必要な調査というのはあるのだが、もうひとつ何か明らかにしたいものがあるとすれば、何を明らかにしたいのか。敷地内と周辺の調査だけでその知りたいことがわかるのか。

(事務局)
1つは、現況を掴むための調査である。この調査を元に将来計画の予測、生活環境衛生調査の基礎資料とすべく実施するものである。また、敷地内調査だが、この敷地全体が廃棄物処理施設だったことから内外に影響が出ていないか確認するために実施するもの。

(委員)
アスベスト関連などをどのように予測しているのか。また、敷地内の汚染に関する苦情についてはどのくらいあるのか。星和住宅で塵灰が飛んできたような話しを聞いたことがあるが。

(事務局)
アスベストについては別途調査を行う。但し、現在のところ、旧し尿施設に一部使用しているのを確認しているのみである。苦情については、施設自体が古く開放型の施設なので昔はかなり酷かったと認識している。

(委員)
これまでの汚染、蓄積されているものも含めて明らかにした方が良い。

(事務局)
それについてはきちんとした調査を行い、明らかにする。また、必要があれば安全な対策を講じる。

(委員)
現在のところ苦情は無い。過去には多くの苦情あったが、その都度改善してもらっている。土壌汚染については私もわからないので調査は大変意味があることと理解している。

(委員)
新しい施設はどの辺りに作るのか。その地盤の調査を行うのか。

(事務局)
し尿処理施設を稼動しながら更新するので、旧塵芥処理施設を壊して建設する予定である。また、それについては建設の段階で実施する。

(委員)
跡地の利用なのだが、運河の森構想というものがあり、跡地もそれに見合うものが望ましい。

(事務局)
土地の利用についてはいろいろな立場からご意見を伺うつもりである。

(会長)
今後のスケジュールの中で審議会の中で関われる部分はあるのか。

(事務局)
毎回、ご報告させていただく。その中でご意見を賜り、反映させていきたい。

(会長)

議事(3)その他について

今後審議会を11月、3月に予定している。審議会の方から市の方へ提案できることはないか。そのためにはどのように進めていけば良いか。例えばワーキンググループをつくり、自主的に集まるのもありかと思う。皆さんの雑駁な意見を伺いたい。

(委員)
廃棄物処理計画の詳細について聞きたい。ごみ量は上がる、どうやったらごみが減るのか。個別施策をどのように実施するのか。
生ごみについて、計画を達成するための具体案を教えて欲しい。

(委員)
イベントでの職員の意識が低い。職員自ら積極的にごみ減量に取り組んで欲しい。

(委員)
分科会的なものを立ち上げるのはどうか。

(委員)
出てきたものを減らすの、出てくる前に減らすのか。ごみ有料化についての検討は早いに越したことはない。

(委員)
分科会的なものは賛成である。皆さんに諮ってはどうか。

(委員)
分科会を設けると、予算的なものもあるのではないか。

(会長)
予算的なものは難しいが、そういうものを抜きとして皆さんでお話しできる場をと考えている。

(委員)
分科会は賛成であるが、それを市がどのように活かすかが問題だと思う。それがないと単純な勉強会で終始してしまう。

(委員)
分科会の意見を審議会として吸い上げればそうはならないと思うが。

(委員)
審議会の予定が残り2回では、分科会も機能しないのではないか。

(委員)
審議会として意見を出しても市としては参考としかならないのではないか。一生懸命やっても有耶無耶になってしまう。それにこれだけの人数がいるとまとまらない。また、必要によっては新たなメンバーを加えることもあると思う。そうなると益々本来の形からかけ離れてしまう。テーマを選ぶときに市としても必要性があるもの選べばいいのかなと思う。いずれにしても分科会といっても中々難しい。

(事務局)
いきなり分科会ありきではなく、テーマを絞った段階で分科会を設けるのが良いのではないか。今の時点で分科会ありきでは事務局としても何を議論するのかわからない。

(会長)
もう少し具体的な取組みを明らかにすれば、テーマも絞れるし分科会を設けてやろうということになるのではないか。それとも今の議論の中でキーワードがいくつか出てきているのでそれについて議論すれば良い。

(委員)
個別施策を実施し、ごみを減らすというが、中々奇策はない。私自身はごみ有料化の導入について、興味がある。来年やるかどうかは別として、減量には効果的だと思っている。それについて、事務局で次回報告するというのであれば待っているが、いろいろとあるだろうから中々そうはいかない。

(会長)
年3回という限られた中となると難しい。自分の住んでいる街を良くしたいという意気込み、
自主的にやろう機運の上で分科会があってもいいし、皆で集まってもいい。何しろ審議会が盛り上がらなければ何もできないと思う。

(事務局)
ごみ有料化についてはいつかはやらなければならないことであり、環境省がガイドラインを作成中であり、また他の施策を十分やったうえで行う必要がある。

(委員)
分科会はなじまないと思う。審議会の目的は廃棄物行政について審議することができるとされており、提案をすることである。その提案を採用するかしないかは市であり審議会はあまり権限が無い。ということは責任もないということになる。分科会はどちらかというと市民活動のレベル、勉強会に過ぎない。これを審議会とつないでいくことは不自然である。入りたい人をどうするのかという問題も出てくる。この計画には単年度の実施計画を立てられているはずであるから、これを提出してもらいそれを審議するのが妥当である。目標を達成する計画を出してもらう、それが先だと思う。

(委員)
計画を出しても11月、12月からはじめても3か月しかない。議論の優先順位が必要ではないか。また、ごみ有料化を例に挙げると、流山市は何を目指すのか。ごみを減らしたいのか、財政不足で処理費を減らしたいのか、その辺を明らかにしないと議論にならないと思う。

(委員)
今年度の実施計画があるのなら見せてほしい。

(会長)
皆さんいろいろと思いはあるようである。それにはまず、実施計画とか提示いただきたい

(事務局)
廃棄物処理法に基づき中長期的な基本計画と実施計画を策定しているが、少々意味合いが異なる。中長期的な基本計画はお示ししたものであるが、実施計画はごみの量をどれだけ見込み、どれだけ処理するといった予算とリンクする形で策定しているもので、個別の施策が当てはまるかというとそうではない。今後、議論していただく材料として、減量を進めていくのかというのを報告次回説明したい。

(会長)
分科会と先走ってしまったが、委員の皆さんのお知恵を活かしてリサイクルプラザをどう運営していくのかについて、今後の参考にしてもらえるよう議論したい。11月の次回審議会
では、もう少し施策の中身について、生ごみ処理、リサイクルプラザ、減量施策について審議する形で行いたい。

(委員)
11月だと予算要求が終わったあとなので、そこから何を言っても反映されない。

(委員)
予算とのリンクは難しいのではないか。ソフト面は仕組みや提供の仕方など、予算を付けなくてもできることはある。審議会はソフト面について審議するのでもいいのではないか。ごみの減量には市民のレベルを上げる必要がある。

(事務局)
現在、リサイクルプラザのPR方法を検討している。次回までには形としてお見せできると思う。

(会長)
次回11月に本審議会を開催する。

(委員)
流山市クリーンセンター環境保全対策協議会の報告をお願いしたい。

(事務局)
ダイオキシン対策については、結果を環境監視盤に示している。出ている数値は現在のところ基準を満たしている
(会長)
以上で閉会する。

4 閉会(午後4時)

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