平成19年度第2回議事要旨

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ページ番号1009629  更新日 平成29年9月15日

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会議の開催

日時
平成19年8月24日(金曜日) 午前10時から正午まで
場所
流山市クリーンセンター リサイクルプラザ・プラザ館2階 研修室
出席
篠山委員、恵良委員、能村委員、福井委員、福岡委員、萬田委員、鈴木委員、椎野委員、大橋委員、亀山委員 以上10名
欠席
籠委員、中島委員、五十畑委員
事務局
環境部松本部長、クリーン推進課岡田課長、リサイクル推進課小林課長、同資源循環型施設準備室宮崎室長、同南雲課長補佐、同リサイクル係神田係長、同渡邊主査、同伊藤主任主事
傍聴人
議事
(1)一般廃棄物処理基本計画の進行管理について
(2)その他
資料
流山市一般廃棄物処理基本計画の進捗状況
一般廃棄物処理有料化の手引き
旧清美園再整備事業について

議事要旨

(1)一般廃棄物処理基本計画の進行管理について

事務局

(資料に基づき説明)

会長
ただいまの説明に対して意見、提案はあるか。

委員
事業系ごみの搬入に係る抜き打ち検査は実際に行っているのか。

会長
抜き打ち検査は行っていくということなのであり、現在行っているということではないのではないか。

事務局
抜き打ち検査は、現在は行っていないが状況に応じて行っていく。

委員
事業者から出される資源ごみは本当に搬入されていないのか。

事務局
原則として受け入れていない。

会長
今回の資料の文面だとその辺がわからないので、今後はもう少し改善された方が良い。

委員
先日、私の地域で紙ごみをテーマとしてごみ出前講座(ケロクルミーティング)を行ったところ非常に良かった。参加者は皆、ごみに対する関心は高いがそれで終わってしまい、もう一歩前進することができないという悩みがある。クリーンセンターの見学通路にパネル展示をしているが、職員が地域に出向くごみ出前講座もいいが、ごみ減量推進員を活用してそのようなパネルを地域の行事に貸し出すということも良いのではないか。そういう取り組みが施策の認知度を上げる結果に繋がると思う。

会長
ごみ問題、環境問題はかなりの人が関心を持っているが、ほとんどの人は次のステップに入れない。ごみ出前講座のように職員が毎回出向いていくというのもの良いが、それを市民と連携を図ることにより何かできないものか。
委員としてできることがあれば私自身も協力したいし、他にも賛同してくれる人がいると思う。そのような思いや動きをどのように行政と結びつけられるかというかは今後の課題である。

委員
ごみ出前講座の実績はどうなっているのか。

事務局
平成17年度3件、平成18年度1件、平成19年度は現在のところ3件である。

委員
私の自治会も平成17年度に実施し、50人から60人集まり非常に良かったことを覚えている。自治会に集まれるのは土日が多い。土日毎週出たとしても100回、市内の自治会は180くらいあり1年以上掛かる。今の話しの市民側からイニシアチブというのは大賛成であるが、さてどうしようかという問題になる。私は以前、市長への手紙で自治会から推薦しているごみ減量推進員にボランティア的にもっと参加できるような仕組みはできないかという内容の質問を出したが、当時はごみ減量推進員に日当が出ており、ネガティブな回答しか頂けなかった。できることからやるという意味ではその辺をもう一度再考されてはどうか

会長
できることからやっていこうということで、先ほどのボランティアの話しもそうであるが、行政がつくり上げたシステムを壊すのでなく、それを活かしながら盛り上げていけば良い。そういう輪が広がればこの施策でいう認知度も上がるのではないか。

委員
市民側から盛り上げていかなければできない。盛り上げましょうといってもどのようにやれば良いかわからない。市民からやらなければならないのはだれも異論がない。どのようにやれば良いかというのは中々出てこない。私は。温暖化防止ながれやま、石けん利用推進協議会などに関わっているが、そういう組織は核になって活動する人がいる。170人以上いる推進員でも核になる人、なれる人としてそういうボランティア的な人を入れてもいいじゃないか。

委員
市民だけに期待を掛けるのは無理がある。行政がどれだけ支援してくれるのかが大きい。今、自治基本条例をつくっているが、市民と行政が連携して作り上げている。流山市長はごみ問題を何番目においているのか。市長が先頭に立ってごみ推進員を活かした方策はできないものなのか。リサイクルを進めて減税になるのであればできるのではないか。

事務局
環境部サイドとしてもそれができればありがたいのだが、行政の政策上難しい。ただ、現在、ごみ量が増えてきており、今までの施策では減量は難しい。そういったときに市全体として取り組めるような抜本的な施策が無いかどうか考えている。

委員
可燃ごみの分析調査はどのように行ったのか。

事務局
ごみ焼却施設のピットから一定量のごみを採取し、その組成を分析したもので毎月実施している。

委員
リサイクル協力店は認定要件のいずれか1つを行っていれば良いというものであるが、もう少し厳しくしても良いのではないか。

事務局
リサイクル協力店については周知のとおり今年度リサイクル推進店認定制度として再スタートしているが、この制度は事業者の取り組みもそうなのだが、市民が店頭回収を利用すると言う意味合いもあるので、1つから認定する方が効果はあると考える。

会長
これまでの問題は相互的に絡み合っていると感じる。ごみ有料化の話しもあったが、ごみ有料化ありきではなく、街づくり全体の中でどう位置づけられるかが重要である。ごみ減量に取り組んだ人がリサイクル推進店で有益な買い物ができるようなことができれば推進店も増えるのではないか。このような施策の進捗状況を見ると個々の施策に目が行きがちであり、中々難しいと思う。では、どこからできるということになると、委員の皆さんから提案のあったことが原点になるのではないかと思う。市民が次のステップに進むのに行政はどこまで支援できるのか、これは先進地の取り組みを真似るのではなく、どこまで流山市らしさを出せるかが重要であると思う。

委員
一般廃棄物基本計画の最も基本となる数値目標があるはずだがそれはどうなっているのか。今日の個別の施策のレビューはその数値を達成させるための手段に過ぎない。この数値目標は達成しなくてはいけない必達目標なのか、達成しなくてもいいものなのか、ごみ減量というのは最終目標なのか。減量のためならいくらお金を掛けてもいいのか。最終的な数値目標を達成しなければならないものならば目の色を変えて取り組まなければならない。最重要目標ならそれについての考えを伺いたい

事務局
数値目標は基本である。それに向けて努力しているところである。ごみ処理能力が無ければ別であるが、ごみ処理の基本は衛生かつ安全、それを確保するのが基本である。果たして、そのような逼迫した状況がいいのか疑問がある。ではごみ行政をどうするのか、ポリシーとしてどうするのか。達成するために環境部は施策を進めている。

委員
可燃ごみの組成分析を見ると紙類が多い。紙はすべてリサイクルできるものであるが、リサイクルできるものが新聞くらいしか知らないのではないか。また、草木類が14パーセント入っている。堆肥がつくれる。知らないというのが大きい。こうゆう状態だからごみ有料化は進めるしかない。

委員
生ごみ処理機は最終的にどの程度を目指すのか。また、昨年度は248基だが、それは予算との兼ね合いか。

事務局
平成20年度で400基を目指している。また、予算との関係だが予算をオーバーした分については補正し対応している。

会長
生ごみ処理機の補助については、個々の世帯に対するもののみで、数軒単位での補助のようなものは考えていないのか。

事務局
考えていない。

会長
本気で生ごみの減量を考えているなら、他市で取り組んでいない事業についても検討する必要があるのではないか。

委員
ごみ有料化については国の指針でタイムリミットが決まっているのか。

事務局
そのようなものはない。市では、この指針を受けて現在調査研究段階である。

委員
委員の話しにあったような地域での取り組みは、市の広報などに掲載されてはどうか。また、紙類のリサイクルは新聞や雑誌のみならず、ほとんどの紙類はリサイクルできる。私の会社でも箱を置いてリサイクルしている。家庭でもそれはできることであり、そのような啓発が重要であると思う。

委員
マイバッグの普及についてだが、商工会の方でエコマネーという制度を検討している。これについては、市民、事業者、市の3者の連携を図る必要がある。
事務局 商工課、商工会と連携を図っていく。

委員
ペットボトルの焼却に関する記事を拝見したのだが、流山市ではペットボトルは焼却しているのか。

事務局
焼却していない。但し、資源とならないペットボトルについては焼却している。ペットボトルは、クリーンセンターへ搬入後、手選別し、圧縮梱包の上、売却し資源化している。平成18年度は約1,600万円の歳入があった。

(2)その他

会長
その他になにかあるか。

委員
最近地震が多いが、流山市の防災対策はどうなっているのか。

事務局
地域防災計画を策定している。現在、その計画の見直し作業を進めている最中である。また、現在の施設は建築基準法等の上の規定を充足している。現在、計画している汚泥再生処理センターについても同様であり、国の基準を満たすものを予定している。

委員
旧清美園に埋め立てたものは地震の影響を受けないのか。

事務局
外へ流出ということは考えられない。また、液状化ということも想定されない。但し、大規模な地震等が起こった場合には、周辺地域へ影響が出ていないかどうかの確認は行う。

委員
新川耕地の農地の活用をNPOで請け負うこととなった。その土地で生ごみや刈り草の堆肥化など循環型社会形成に向けたモデル事業ができないかと考えている。委員のみなさんから何かアイデアがあれば承りたい。

委員
千葉市が焼却ごみを3分の1に減らす計画を策定している。その計画を知りたいので情報を入手していただきたい。

事務局
入手しお渡しする。

委員
この審議会の開催情報が広報、ホームページいずれにも出ていないのはなぜか。

事務局
広報は時期の関係で掲載できなかったが、ホームページには掲載している。

事務局

事務局より旧清美園再整備事業について説明させていただく。

(資料に基づき説明)

事務局
現在の委員の任期が10月末までとなっていることから、次期委員については、公募をはじめ現在検討中である。次回の開催については新委員が確定した後になる。従って、現在の皆様については、本日で終了ということになる。今までの皆さんの尽力にお礼を申し上げる。

会長
このメンバーでは今日が最後ということなので、ひと言挨拶させてもらう。これまでの進行等での不手際についてはお詫びする。この審議会に参加すると、このメンバーで何かできないかということをいつも念頭に置きながらやってきたが、時間が経つとまたということになってしまった。私自身流山市民なので、今日もたくさんの意見を頂戴したが、何か一歩前進できるような仕組みづくりというか、街づくりに、審議会ということではなく携わっていきたいと思う。

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