平成19年12月21日審議会

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ページ番号1009631  更新日 平成29年9月15日

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会議の開催

日時
平成19年12月21日(金曜日) 午後1時30分から3時50分まで
場所
流山市リサイクルプラザ研修室
出席
篠山委員、中島委員、高橋(一)委員、高橋(順)委員、角田委員、能村委員、恵良委員、大橋委員、鈴木委員、亀田委員、亀山委員、中西委員、矢野委員
事務局
環境部松本部長、環境部秋山次長(環境政策課長)、クリーン推進課岡田課長、リサイクル推進課小林課長、同南雲課長補佐、同リサイクル係神田係長、同渡邊主査、同伊藤主任主事
傍聴人
1名
議事
(1)諮問について
(2)その他
資料
1 議事概要(平成19年11月30日)
2 意見集約シートVer.2
3 他市のごみ減量・資源化施策について
4 4市の事例
5 旧清美園再整備事業について

議事要旨

1 開会

2 あいさつ

3 議事

(1)諮問について

事務局から資料説明後、質疑及び意見。

A委員
ごみ処理有料化について一般市民から意見を募集しているが、その意見の集約はできているのか。

事務局
現在、メールや紙で2件きている。1つは賛成、もう1つはやるのであればその前にいろいろやることがあるのではないかという意見だった。今後、広報にごみ処理有料化の検討に関する記事の掲載を予定しており、そうするともう少し意見が増えてくると思われるので、その段階で集約し報告したい。また、別に市民アンケートを予定している。

B委員
横浜、名古屋、仙台という大きな都市の状況はわかったが、流山市と同程度の自治体で有料化を導入していないところの状況を伺いたい。
これら3市については大きな施策を行っている。有料化を実施しようとしている仙台市もいろいろな施策を尽くした上で踏み切っている。市民理解を得るという意味でも、流山市がそのような施策を行い、機が熟してごみ処理有料化という状況なのか伺いたい。

事務局
同程度の規模の都市として資源化率の高い鎌倉市が上げられるが資源化は相当進んでいるが、ごみ量自体はそんなに減っていないと聞いている。また、本市としては、ご紹介した3市のような施策は既に実施している。分別区分を増やし、分別を徹底することにより減量化するというものだが、その後ごみ量は増加している。本市の一般廃棄物処理基本計画では、更に先の大量廃棄、大量リサイクルからの脱却を目指しており、循環型社会を形成するため、ごみ量そのものを減らそうというものであり、その実現のために、ごみ処理有料化を含めた総合的な減量化施策が必要であると考えている。

B委員
流山市が既にリサイクル率30数パーセントという高い率を出していることなど、流山のごみ行政は遅れていないということであれば、そのことを市民に理解してもらう必要がある。
会長 市としてやっていることをきちんと説明できるか。どうすれば啓発活動に繋がってくかが重要である。

C委員
ごみの総量を抑えるには、有料化とともに流山という1つの地域の中での循環型社会形成、自己完結するようなシステム、流山らしさを作り上げることが必要である。
A委員、会長より、野田市、日野市のごみ袋が提供された。(回覧)

B委員
日野市は月500円くらいの負担か。

会長
日野市で聞いたところ、導入後1人あたりの負担が上がっているようである。

D委員
野田市の記名式無料配布はごみを出す人が名前を書くのか。

会長
それが記名式である。

D委員
実際、守られているか。

A委員
 守られているようである。
会長
袋や料金設定については1月以降の審議会で審議したい。今日は、特に「総合的な施策の中の位置づけ」に関するアイデア等を伺いたい。

A委員
1ついいか。ここのクリーンセンターからは焼却灰が出ないような説明を受けたような気がするが、本当か。

E委員
クリーンセンターから出るスラグは舗装の材料として使用している。

事務局
流山市の処理システムの話をすると、流山市は最終処分場を持たないのでガス化溶融炉という処理方式を選択し、出てくる灰について溶融しスラグ化し、飛灰については、セメント工場等でリサイクルしている。それ以外の不純物等については埋め立て処分をしている。

F委員
流山スタイルの1つに、最終処分場が無いということが上げられるが、それを市民はよく理解していない。もっとその辺のところをPRした方が良い。

G委員
近所の方に話したら、ごみは燃してしまえばそれで終わりと思っていた。やはり説明は必要である。自治会を通して市の職員に説明してもらったりして。

C委員
10年位前、流山市が出していた銚子の最終処分場を見学したが、燃やす前の段階のプラスチック類が埋められているのを見て、よくこんなものをよその街へ押し付けていると感じた。

会長
ごみは出してしまうと中々その後のことを考えない。ごみについて1人1人が考える場をつくることも必要である。

D委員
ごみの減量にはいろいろな施策がある。流山が進んでいるところもあれば、不十分な面もある。そこから見えてくる部分もある。また、それらを整理するとPRにもなると思う。逆に至っていないところは有料化に併せて実施すればよい。

F委員
丁寧な説明という点からもそれは必要だと思う。

H委員
最終処分場の問題は大きな課題だと思う。東京の西部の自治体が有料化に踏み切っている理由として共同の最終処分場が受入制限している問題がある。流山市もいつ断られるかわからない。最終処分場を自区内に持っていないことは大変なこと。

B委員
 最終処分場へ持って行く量は年々どうなのか。

事務局
平成14年度から9,776トン、4,079トン、1,162トン、この年に焼却場ができて、前の年の4,079トンから1,162トンへ大幅にダウンしている。

1.委員
私個人としてはどちらかといえば有料化に賛成である。ただ、有料化になったときにごみが減らせるか考えてみたけれど、減らす方法の情報が無ければほとんど減らないと思う。それは、減らしようが無いトレイ、手紙・ちらし類や過剰包装等がこちらの意思に関わらず入ってくるからだ。だから、有料化の説明の際はこういう方法を取るとごみが少なくなるというような説明を取り入れた方がよい。

会長
流山市の中で生産者と消費者の中で何かできないものか。拡大生産者責任のことについては国へ訴えるようなことを流山市として提案していくようなことは答申書に明記する必要がある。

G委員
意識の改革というものがあるが、これは市民だけではなく、業者にも言えることである。一部だけが意識を変えても変わらない。

C委員
理想的には流山で生産されたものが、流山の中で消費されれば、そこで自己完結するわけだからごみを減らせる。一番身近でできるものとして地産地消というのがある。ごみの有料化もそういうところを目的として循環型社会形成を目指しているからお金を頂くということで意識改革とかに繋げていく。

J委員
地産地消は大切である。私たち農協も地産地消に出すものは、コンテナ出荷、段ボール等は使わないように工夫している。また、市場に出荷するものについてもかつては産地の目立つものと言われてきたが、今はリサイクルの効くもの、それから環境にいいもので出してくれと変わってきている。ただ、消費者の一部は、まだまだ、便利な方がいいと、自分の手は汚したくないとそういう方が多いと感じる。

D委員
減量化は受身の部分が相当あるが、有料化することによって分別化が進む。有料化が1つの大きな契機になる。減量もあるが、もう1つ手前のリサイクルの推進も説得力のある有料化の手立てだと思う。

K委員
分別の徹底は、例えば自治会の班長を単位とした講習会等コミュニケーション、地道な活動が身を結ぶと思う。また、分別のしやすさという点で、ごみ袋は色分けした方がよい。

会長
庁内プロジェクトについて事務局に説明を求める。

事務局
庁内にごみ処理有料化検討プロジェクトチームを設置し、いろいろな課題別に検討している。現在、特に弱者対策として、健康福祉部を中心に検討会を開催している。

L委員
 流山市は最終処分場を自区内につくらないという選択したわけだから、やらなければいけない施策というのもある。有料化するのであれば、ごみが減らなければ意味が無く、それが有効になるような施策を併せてやることがとても大事である。

事務局から旧清美園再整備事業の進捗状況についての説明。

会長
この汚泥再生処理センターをどのように利活用していくかということもアイデアとして出てくるかもしれない。

事務局
次回の日程について。「平成20年1月25日(金曜日)午後1時30分から

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電話:04-7157-7411 ファクス:04-7150-8070
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