平成18年度第2回議事要旨

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ページ番号1009634  更新日 平成29年9月15日

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会議の開催

日時
平成18年12月14日(木曜日) 午後1時30分から
場所
流山市クリーンセンター リサイクルプラザ・プラザ館2階 研修室3
出席
篠山委員、恵良委員、中島委員、能村委員、福井委員、福岡委員、萬田委員、鈴木委員、亀山委員 以上9名
欠席
籠委員、五十畑委員、椎野委員、大橋委員、伊藤委員
事務局
環境部松本部長、同秋山次長、環境保全課加藤課長、 リサイクル推進課小林課長、同宮崎課長補佐、同神田係長、同伊藤主任主事
傍聴人
次第
1 開会(午後1時30分)
2 挨拶
3 見学(流山市クリーンセンター見学通路及びリサイクルプラザ・プラザ館)
4 議事
(1)ごみ減量・資源化啓発事業について
(2)リサイクルプラザの運営について
(3)生ごみ処理対策の方向性について
(4)旧清美園の再整備事業について
(5)その他
5 閉会(午後4時30分)
資料
資料1 ごみ減量・資源化啓発事業について
資料2 リサイクルプラザについて
資料3 生ごみの資源化施策について
資料4 旧清美園の再整備事業
参考資料 ホームページ
参考資料 環境学習施設研究会レポート
資料2参考資料 環境学習施設ネットワークNEWSナンバー3~ナンバー4
資料2参考資料 環境学習施設パンフレット
資料3参考資料 生ごみ等の3R・処理の目指すべき方向とその政策手段に関する取りまとめ
平成18年度第1回廃棄物対策審議会議事要旨
清掃のあらまし2006

議事要旨

(1)ごみ減量・資源化啓発事業について

事務局の説明後質疑応答

委員:
資料1ページ13の表のナンバー1から35は何を指すのか

事務局:
それぞれの提出事業所を指している。

委員:
排出量の単位は何か。

事務局:
キログラムである。

委員:
リサイクル推進店はどういう基準なのか。

事務局:
紙パック、新聞・雑誌、プラスチックトレー、空き缶、空きびん、ペットボトルのいずれか1つを店頭回収し、自らの再生ルートで資源化していることである。

委員:
自ら資源化しているとはどのようなことをいうのか。また、商工会とも連携して広く周知を図った方が良い。

事務局:
個々のお店が店頭回収ボックスを設けて、それを自らの資源化ルートで資源化するということであり、それには資源収集業者を介しても構わない。また、商工会とは連携を図っている。

委員:
レジ袋の削減は国レベルで取り組んでいるものであるが、推進店の要件には入れないのか。

事務局:
レジ袋の削減については要件の2のその他ごみ減量の資源化に係る取組を積極的に行っていると市長が認めるものに含めている。

委員:
レジ袋の削減は大きな課題なので要件として載せることを検討してもらいたい。

事務局:
レジ袋の削減については商工会の方でエコマネー等を検討している。環境部としてはそういう取組みについて支援していきたいと思う。

委員:
いずれか1つ以上で良いのか。紙パックとは何か。

事務局:
そのとおりである。紙パックは牛乳パック等の飲料用容器のことである。

委員:
お店が回収してもごみそのものは減らない。悪く言えば、ごみ処理に使われる税金をお店に負担させるとも取れる。本来のごみ減量の意味からとは違うのではないか。

委員:
現在も回収されているものではあるが、その網から漏れているものをすくうという意味では効果があるし、リサイクル推進という意味では多少はプラスになるのではないかと思う。それから、納豆の容器は各お店ではやっていないが、リサイクル業者のエフピコに聞いたところによると、ねばねばがネックになるが、ねばねばがなければ問題ないとのことである。そのねばねばは、流しで水に付けておけばきれいになるものである。もし、機会があればエフピコと話しされるといいかもしれない。

事務局:
この制度は広い意味では拡大生産者責任考えに基づいており、販売したものは自ら回収するというサイクルの中でなるべくごみになりにくいようなものの生産販売という流れへのシフトという社会的意識の醸成という側面もある。また、納豆の容器については出される皆さんすべてがきちんと守られれば有効だが、お店としては、臭いの問題もあるし、その辺がネックなのではないか。

委員:
流山市はレジ袋をごみ袋として推奨していることから抵抗無くレジ袋をもらう傾向にある。レジ袋の削減については、これからも商工会との話しを深めて欲しい。

委員:
事業系ごみの減量計画書についてだが、減量に取り組んでいる事業者などを表彰したり、減量に努めている事業者を他の事業者に紹介したりしてはどうか。また、平成19年度の減量計画書の作成にあたっては、市としてどれくらい事業系ごみを減らしたいのかを知らせるべきではないか。

事務局:
事業系ごみについては、循環型社会形成推進地域計画を国へ提出した際も、国からもっと減量するよう指摘があった経緯がある。ごみ減量の目標値はあるが、それを市が一方的に各事業者に押し付けるのは難しいと思うので、市の目標を勘案して計画策定を依頼するなど工夫して行っていきたい。

委員:
市内のISO認証事業所はどれくらいあるのか。また、ISOの認証まではいかないけれど、それに準じるような講習会等の取組みをされてはどうか。

事務局:
市内では3事業所と把握している。またISOの取得については市の商工部局で認証に向けた取組みを支援する補助金を設けている。

委員:
ごみ減量と直接関係ないかもしれないが、役所関係に提出する書類が多すぎる。書類等の削減を考えられないか。

事務局:
全庁的に流山市環境マネジメントシステムに取り組んでおり、その中で書類の簡素化、申請書類の電子化などを検討している。

委員:
展示についてだが、今後展示替えしたときにも以前のものが遡って見られるように、展示の内容をまとめたものを1階の情報コーナーにでも設置してゆっくり見られるようにしてはどうか。

委員:
展示の1つに古いごみ箱の写真があったが、その当時のごみは有料で戸別収集を行っていた。今後、ごみの有料化という問題が出てくるであろうから、資料があればその辺のくだりも記載してはどうかと思う。

事務局:
今後展示替えのときに検討する。

委員:
展示の内容はすごく良いので、小中学校の総合学習のテーマとしてどうか。また、各学校へ出向いても内容について講義を行っても良いのではないか。

委員:
ごみ問題は、市民への働きかけが重要である。昨年度のケロクルミーティングは3回と、自治会が180余あるのに比べて少なすぎる。原因の一つに市民へのPRが少ないことも考えられる。市の方からどんどん押しかけでもいいから積極的に地域へ出向いた方が良い。また、施設見学で市内の全小学4年生が来ているというのは驚いた。あんまりないことだと思う。その延長上で、学校等へ積極的に環境学習を働きかけた方が良い。

会長:
今日の展示を拝見すると非常に良いものができたと思う。さらに充実させて、小中学校の総合学習に活かしたり、押しかけ的に市民へ働きかけていったりさせた方が良い。

(2)リサイクルプラザの運営について

事務局の説明後質疑応答

会長:
リサイクルプラザをどのようにしていくのかについては次回にじっくり検討したいと考えたいと思うが。

事務局:
リサイクルプラザの機能拡充については新年度に入ったらある方向性を持たなければならない。そこで、今回は現状をご説明し、委員の皆様からご意見を賜り、それを踏まえたうえで、次回にある程度のものをご報告させていただければと思う。

委員:
比較表の予算については、それぞれの中身が異なるので一線上に比較はできないが、指定管理者制度を導入しているエコギャラリー新宿の3,700万円というのがすべて込みの予算と考えられる。エコギャラリー新宿についてもう少し詳しく話を伺いたい。

事務局:
エコギャラリー新宿は、建物は既存のものを使用しており、1階が市民ギャラリー、2階が環境学習施設で、常勤職員は4名、その他に企業のインターンや学生ボランティアを活用し、午前10時から午後9時まで開館して人件費は約1,300万円である。また、講座やイベント等の開催に当たっては、指定管理者であるNPO法人の代表者の人脈を利用して講師などの謝礼を抑えているとの話である。

委員:
すぎなみ環境情報館の運営を受託しているNPO法人はいってみれば官製のNPO法人なのか。

事務局:
区のリサイクル協会が平成15年度にNPO法人化している。このNPO法人は他にもリサイクルひろば高井戸というリサイクルプラザの運営も行っている。

委員:
本市のリサイクルプラザも指定管理者の導入という方向性なのか。

事務局:
庁内の公共施設検討委員会で検討しているところである。環境部としては環境基本計画で位置づけているようにリサイクルプラザを環境団体との協働の場、環境学習の拠点、情報交換の場、地域の大学等の連携、つまり市民活動推進室の環境版というものができないものかと考えている。全庁的には施設の効率化という観点で動いているが、リサイクルプラザは施設の管理だけではなく、事業が大きなウェート占めているので、環境部としても頭を悩ませており、今回の資料も指定管理者と直営と並列で書いている。

委員:
各地域の自治会館や福祉会館は利用率が高い。リサイクルプラザは認知度が今ひとつである。せっかくいい施設があるのだから、利用できる施設をもう少しPRすれば良いのではないか。また、環境のみで人を呼ぶのは難しい。せっかくほっとプラザ下花輪がオープンしたことだし、そちらと連携を図るようにしてはどうか。

委員:
交通条件は悪いが、内容によっては人が集まると思う。先日の環境シンポジウムでは研修室がいっぱいになった。市の職員が仕事の合間にイベント等の企画している現状ではあまりいいものはできない。指定管理者も含めた民間の力を活用すれば、新宿でやっているような内容はここでもできると思う。この施設が環境や情報発信の拠点となれば、この建物を建てた意味もある。また、ほっとプラザ下花輪との総合的利用や、新川耕地の有効利用とも併せて考えると良いと思う。

委員:
以前と比べると、この施設の利用条件は大分緩和されたのではないか。

事務局:
単に利用率を上げるだけならば、環境学習施設としての価値は無い。環境やごみ問題を認識していただけるような拠点として活用していきたい。ただ、それだけだと人は来ないといったジレンマがある。

委員:
ただ単に貸すだけでも、その際に少しでも環境問題についてPRするというのも1つだと思う。せっかく良い展示もできたことだし。

委員:
利用者には5分でもいいから見学してもらうのもいいかもしれない。

委員:
環境は範囲が広いので、そういう考えはいいかもしれない。

委員:
自然環境のみに留めることなく、人間環境といった広い意味での環境ということなら人の輪も広がるし良いのではないか。

会長:
かなり建設的な意見も頂いたが、今日はこの辺に留めておいて、本件については次回引き続き審議し、さらに議論が深まることを期待したい。

(3)生ごみの資源化施策について

事務局の説明後質疑応答

会長:
生ごみの資源化をどうするということについては非常に重要な問題ではあるが、限られた時間の中で議論する問題ではないのでそれは別な機会にするとして、今日は配布された資料についての質疑を求める。

委員:
表の見方がわからないのだが。

事務局:
生ごみ処理機の補助制度について表中の「1」は実施している、「0」は実施していないを表している。

会長:
この表だと、単に累計件数を示したものであるが、自治体によって規模は様々だから、表に世帯あたりの普及率、ごみ量などを追加するともう少し見えてくると思う。

委員:
効果がある施策ならばもっと予算を増やして、PRすべきだと思う。

委員:
この補助金制度を進める上で利用率の追跡調査をすべきだと思う。 

委員:
以前は頻繁に追跡調査を行っていたようだが、最近は来ていないように思う。

会長:
前回の資料で追跡調査についてはあったが、補助制度を利用したら必ず報告するといったように徹底をお願いしたい。生ごみについては今日のところはこの辺で終わりにするが、引き続き審議は続けていくものとする。

(4)旧清美園の再整備事業について

事務局の説明後質疑応答

委員:
汚泥再生処理センターはどこに作るのか。

事務局:
ごみ焼却施設を解体して建設する。

委員:
それまでは現在のし尿処理施設を使うわけだが、それまで今の施設は耐えられるのか。

事務局:
大丈夫である。施設そのものは持たそうと思えば費用を投下すればできないことないが、それではいくらあっても足りない。そういう点からも更新させて頂くことになっている。

委員: 基本計画の発注年度はいつなのか。

事務局:
今年度である。今回は総合評価発注方式取り入れており、非常に手間が掛かる。実際の施設設計とは違い、この施設にはどういう諸元で設計すればいいという計画を策定するものである。その上で来年度に設計と施工を一括で発注する。そのための計画が今回の基本計画のことである。

会長:
有機性廃棄物リサイクル施設の汚泥再生処理センターなのか、汚泥再生処理センターの有機性廃棄物リサイクル施設なのか。

事務局:
有機性廃棄物リサイクル施設というのは、循環型社会形成推進交付金の整理のための名称であり、先般ご審議いただいたものと変わっていない。

委員:
環境質の調査で規制対象物質が出てしまったらどうするのか。また、それらの調査については地元の方たちの了解を得ているのか。

事務局:
状況に応じた対応をする。地元周辺自治会へは詳しいお話をさせていただいている。

(5)その他

委員:
街路樹のイチョウの葉はリサイクルに適さないといわれている。その辺りを公園や道路の部局と調整を諮った方が良い。また落ち葉の清掃について、どこで清掃するのか。

事務局:
市の公園緑地課で少しずつ清掃しているが、中々追いつかない。市民の方、商店街の方の協力を得ているのが現状である。

会長:
一方で環境デザインという分野もあるが、その後のことも考えてコラボした方が良い。

委員:
環境影響評価の中でおおたかの森駅周辺では植える樹木などは周辺の植生と同じものを植えるとされているが、現実にはそれをチェックする機能がないので、本来は環境保全課などでチェックした方が良い。今後は街路樹なども考えて植えないと生態系を壊す原因となる。

委員:
本日も傍聴者がいないが、開催について広く市民へ周知して欲しい。

委員:
前回議論もあったが勉強会的な分科会を設けられないか。私たちがテーマを選んでも事務局が持っている問題意識と乖離していては意味が無い。会長、副会長とも相談してこういう点について研究していくとか。プライベートでもいいから勉強してこの場へ出していくというようなことはできないか。会長、副会長へ建設的な延長戦の検討をお願いしたい。

会長:
前回分科会は時期早尚という面もあったが、今日の議題にあったリサイクルプラザの機能充実という点では分科会での議論もいいかもしれない。何らかの形で流山に貢献したいと思われている方々ばかりなので、形にできる仕組みができればと思う。この点については事務局とも相談してみたい。

事務局:
 次回については2月末に開催を予定している。

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