平成20年3月21日審議会

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ページ番号1009626  更新日 平成29年9月15日

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会議の開催

日時
平成20年3月21日(金曜日) 午後1時35分から3時まで
場所
流山市リサイクルプラザ研修室
出席
篠山委員、惠委員、中島委員、高橋(一)委員、高橋(順)委員、角田委員、能村委員、紅谷委員、大橋委員、鈴木委員、亀田委員、亀山委員、中西委員、矢野委員
事務局
環境部松本部長、環境部秋山次長(環境政策課長)、クリーン推進課岡田課長、リサイクル推進課小林課長、同南雲課長補佐、同リサイクル係神田係長、同渡邊主査、同渡邊副主査、同伊藤主任主事
傍聴人
4名
議事
(1)諮問について
(2)その他
資料
1 答申書案
2 新聞切り抜き

議事要旨

1 開会

2 あいさつ

3 議事 諮問について

事務局、資料説明。

  • 答申書素案

会長
この答申書案は、前回の素案で議論したところについて、盛り込んだり、訂正したりしたものである。今回は、事前に送付しているところでもあるので、細かい言い回し等も含めて議論したい。

A委員
6ページの「比較的高額(大袋1枚あたり170円から180円)な」の価格の部分を削除したのは賛成である。7ページの下から5行目、「最終処分場を持たぬ流山として重要でありその意味で」のところは流山市とした方が良い。もう一箇所、流山という箇所があったと思ったのだが、見当たらないが。

B委員
9ページの手数料の使途、ごみ袋作成費などに充てるとあるが、このごみ袋作成費は型版とかそういう費用ということなのか。そこがはっきりしない。

事務局
通常、指定袋製のごみ処理有料化は、市がごみ袋を作り、それを販売する手数料などを含めて運用に必要な経費としている。ただし、一般廃棄物処理基本計画の基本方針にあるように、環境負荷の少ないごみ処理システムの構築とあるように、その部分は少なくしたいが、必要最低限は掛かるという意味合いかと思う。

C委員
私もここがおかしいと思う。「ごみ袋作成費など」を削除し、ごみ処理有料化に必要な運用経費に充てるというそれだけでいいと思う。

D委員
イメージとして、単なる指定袋制に手数料を上乗せするということなのか。それとも、1リットル2円として45リットルで90円、それに必要な経費を上乗せするということなのか。

事務局
一般的には、必要経費を含めた形かと思う。

D委員
袋の実費を上乗せするのではないという意味がここに含まれているのかという印象がした。

事務局
議論を伺っていると、この表現は削除した方が、誤解が無くてよいと思う。

会長
削除した方が適切かと思う。

A委員
この議論、ごみ袋作成費を入れるか入れないかではなく、趣旨としては「4に掲げた総合的なごみ減量及び資源化施策の推進」、そういう前向きな施策に充てることを強調しているのだと思う。

E委員
手数料の使途については、どういうように使ったかについて、市民がわかるように報告する必要があるかと思う。

会長
手数料の使途については、今の議論を総合したいと思う。

F委員
8ページの3か月なり、6か月なりのキャンペーンとあるが、どのようなキャンペーンをするのか、市としてどのようなことをするのか、具体的なものはできているのか。

会長
ここについては、前回の議論の中で委員の皆さんから頂いた意見である。
むしろ、委員の方から、このようなキャンペーンをやったらいいとかの提案をいただきたいと思うが。

F委員
有料化は遅かれ早かれやらなければならない問題であるが、どのように知らせるかが問題である。決まったから、さあやりましょうといってもそれまでのキャンペーン期間、皆さんにどのように納得してもらうかが重要だと思う。充分丁寧な説明とはどういうことかと思ったもので。

会長
審議会の結論イコール有料化導入ということではない。今後、行政の方で議論し、有料化といった方向に向かったときには、是非、キャンペーン期間を設けること、そういうことについて議論していただきたいということを市長へ答申するものである。ここにはその思いが込められていると思う。諮問に係る審議は今日で終わるが、この審議会は4月以降も続くわけである。そのときには、逆に、審議会から具体的に提案していくこともありかと思う。

F委員
自治会長も一緒に議論に加わっていただければ、話しがスムーズにいくものと思う。

A委員
自治会の協力、自治会の力が相当大きいと思うので、10ページの付帯意見の4に「ボランティアなど市民の力」とあるが、ここに自治会という言葉を入れたらどうか。

E委員
私はこの具体的なキャンペーンのイメージは、学校の体育館等を借りての住民説明会である。

会長
そうすると、8ページに住民説明会、10ページ自治会ということを入れるということで。

G委員
説明会のことであるが、分別は耳で聞いても中々わからない。ごみの実物を見せながらの細かい指導が必要だと思う。

事務局
ウの情報提供の部分で、例えば具体的な分別方法を示しながらしてはどうか。

G委員
それをだれかにわかるように計画しているのか。

事務局
説明会のやり方については今後答申をいただいてから具体的な中身について検討する。

事務局
平成15年の分別変更の際は、現物を持って説明会を実施したことがある。

会長
このあたりは9ページの情報提供に加筆したいと思う。

D委員
8ページの対象物で集団回収は対象とならないとあるが、有料化の対象とはならないとした方が良い。誤解を受けるような気がする。

会長
私から提案であるが、9ページの減免措置に環境美化等のボランティア活動、子育て支援などを加えた方がいいかと思っているがどうか。

D委員
環境美化に関しては良いと思う。子育て支援は具体的に何があるのか。

会長
先進市ではおむつ袋を無料化するというようなことがある。

F委員
10ページに高齢者等の対策で戸別収集とあるが、高齢者についても減免措置を設けた方が良い。

H委員
負担の公平と減免措置とは、齟齬をきたす部分とリンクする部分があると思う。前回の資料の市民からの意見・提案の一覧表に、不真面目な人がいるからこういう話しが出てきたという意見があった。まじめに分別している人に減免があるとすると、ある一定量まで無料とする、そうすると子育てや高齢者も一定量は無料ということになる。

会長
市民からの意見についてはこの議論の中で使っていない。現在までの議論の中で単純比例制ということできている。

A委員
8ページのところで単純比例型と言っており、ここで明確にしている。前回までの議論で単純比例制が良いということできている。

E委員
範囲の拡大は安易にすべきでない。水道、電気と同じように費用の公平に立つと、子育てや高齢者で減免する理由は無い。

会長
ということは、現状の減免措置のままでいくということで。

E委員
ごみ有料化の制度は有料化だけの条例を作るのか。あるいは、環境負荷にならないようなシステムを構築するという考えで行けば、もっとおおきな条例を作って、その中にごみ有料化を組み込むのか。不適正排出対策についてもきちんと条例化した方が良い。

事務局
流山市の廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例に手数料を定めているので、それに改正を加えるという形になると思う。条例の中に市民の責務としてごみ減量に努めなければならないと謳われているが、その辺の強化については今後検討したい。

C委員
7ページの下の方の最終処分場のことであるが、「流山市がこれだけやっていることを示す意味合いもある」というところは相手に対して非常に失礼であると感じる。気持ちはわかるがもう少しきちんとした書き方があるのではないか。

H委員
その部分を取ってしまうことで良いのではないか。

会長
ここはそういうことで。

H委員
9ページの(3)の「啓発啓蒙」の啓蒙はいらない。

会長
不適切な表現ということで削除する。

会長
皆さんの今日の意見を答申書に反映し、それについては私と事務局に一任頂きたいと思う。また、その間に、細かい点等で、気が付いた点があれば事務局へ連絡していただきたい。

B委員
前々回に、ある委員が有料化ありきではなく、反対意見も併せてっていうようなことを言っていたが、それについてはどうするのか。

会長
私自身は、委員と考え方は近いと思う。前にも申し上げたが、市長の諮問に対し、期待にそぐわないような結果になっても仕方がないというスタンスであった。皆さんもそれは同じだったと思う。そして、有料化の利点とか欠点とか、循環型社会構築というテーマでこの審議会を通した過程で、環境とへの思いというか、やはり流山を良くしていこうと、こういう議論が積み重なって、ここまできたと思う。委員の意見も決して反対とかそういう意見ではないと思っている。つまり、この答申書の中にもあるが有料化ありきではないということで進めてきたことは、まさに委員の発言を含めた形でまとめているものと思っている。今回の答申は、有料化に対してイエスかノーかというものではなかったと思う。有料化のあり方を答申していく。総合的に考えて積み上がったものである。これまでの審議会も含めて、委員の発言の積み重ねを見ると、この答申書には委員の意見は充分反映されていると思う。

B委員
生ごみの堆肥化とかでごみの減量はできるという考え方を主張したかったと思うが。

会長
生ごみの堆肥化を推進することは1つの手法だとは思う。決してそれを否定するものではなく、総合的に捉えた中にどう位置づけていくかである。委員も決して生ごみの堆肥化だけでいいという意見ではないとと思う。

I委員
貴重な意見だとは思うが、やはり出席しないとこないと駄目である。そこに戻ってしまうと、また、いったりきたりの議論になる。

会長
今回はこれで答申することになるが、この審議会はこれで終わりではない。その中で今後も議論を続けていきたい。

B委員
会長や事務局にはこの答申案について委員から意見は届いているのか。

事務局
答申書については、欠席した委員にもお見せし意見を伺う。

F委員
今のような現状を考えると、いい加減な捨て方をしている人がたくさんいてこういう結果になったと思う。市民がきちんとしていればこういう話しは出てこなかったと思う。本心は有料化をやって欲しくは無いが、やるからには皆が納得して進めていただきたい。

会長
是非、行政サイドにはこれまでの議論も含めて、答申書の重みを汲み取っていただいて、流山らしい循環型社会に向けて取り組んでいただきたいというか、一緒に取り組みたい。

事務局
半年にわたり精力的に議論していただき、非常に充実した答申をまとめていただいたと思う。これを充分生かして施策を進めていきたい。

会長
今回、私の方は事務局から言われたからどうのこうのは決してない。委員皆さんの意見、そしてプロセスを大事にしてやってきたつもりである。いろいろな会議に出ているが、今回の審議会は非常に良かったと思うし、私自身も勉強になった。また、4月以降もよろしくお願いしたい。

その他

  • 流山市クリーンセンターでの事故の防止対策について(報告)
  • 旧清美園再整備事業について(報告)

B委員
植栽の伐採について、移植はしないのか。

事務局
費用が多額なこと、今後汚泥再生処理センターの建設の際には、植栽を配置する予定である。

会長
本日の審議はこれまで。

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