ぐるっと流山 四季の花々展「薫風」
「薫風」をテーマに、生け花作品4点を展示
令和6年5月10日 (金曜日)まで、市役所1階ロビーで「四季の花々展」を開催しています。この展示は、流山市文化協会華道部(華道振興会)の協力のもと、奇数月に開催しているもので、今回は「薫風」をテーマに4点の作品を展示しています。
作品を展示しているのは、池坊の野木美勢さん、都古流正派の讃井一柚さん、佐藤一伸さん、草月流の伊藤珖和さんです。
野木さんは、ムサシアザミ、フェニックス、ミモザパールアカシア、ツタ、ハナキリン、フタリシズカ、カシワバゴム、カスミソウ、パフィオ、リョウブを組み合わせて生けました。繊細(せんさい)で可憐(かれん)なフタリシズカの花と、濃い緑の山野草の葉が印象的な作品です。「自宅で育てた山野草の花材を多く用いました。山の雰囲気を味わっていただけたらうれしいです」と話してくれました。
讃井さんは、ムシカリ、シャクヤク、アリウムカエルレウム、ナルコラン、ヒペリカムを組み合わせて生けました。「薫風」というテーマを受けて、「アリウムカエルレウムの青い花と、シャクヤクの白い花で涼しげな様子を演出し、ピンクのヒペリカムをアクセントにしました」と話してくれました。大輪のシャクヤクが、徐々に開花する様子も楽しめる作品です。
佐藤さんは、リョウブ、カラー、オンシジウム、スターチス、ドラセナを組み合わせて生けました。初夏の爽やかさと、オンシジウムとスターチスの黄色が希望を感じさせる作品となっています。テーマの「薫風」を意識して、「新緑の中を吹く、爽やかな風がきらめく様子をイメージしました」と話してくれました。
伊藤さんは、ダンチク、バラ、野バラを組み合わせて生けてくれました。動きのあるダンチクと可憐な白い野バラに、ピンクのバラが彩りを添えています。「自宅のダンチクと今盛りのバラで、初夏の爽やかさを演出しました。この時期にしかないダンチクのみずみずしさや、風に揺れてなびく様子を楽しめる作品です」と話してくれました。
展示は8時30分から17時15分 (最終日は16時)までご覧いただけます。次回は「夏空」をテーマに、7月1日 (月曜日)~5日 (金曜日)まで開催予定です。
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