ぐるっと流山　四季の花々展

　令和4年8月5日（金曜日）まで、市役所1階ロビーで「四季の花々展」を開催しています。この展示は、流山市文化協会華道部（華道振興会）の協力のもと開催しているもので、今回のテーマは「暑夏」。
　高橋花文さん（龍生派）、根本正泉さん（松山流）、大川朱浦さん（草月流）、金本真泉さん（松山流）の作品4点を展示しています。
 

　高橋さんは、「暑夏」というテーマを受けて、ウンリュウヤナギ、タイサンボク、コギク、カーネーション、キクを組み合わせました。緑の植物の中に色彩豊かなカーネーションが映える華やかな作品に仕上げてくださいました。暑さに強い花を選定し、ご自宅にある花を多く用いたそうです。
　根本さんは、ウンリュウヤナギ、クジャクソウ、ケイトウ、キキョウランを組み合わせて生けてくださいました。紅白を意識し、クジャクソウの白い小さな花が、ケイトウの赤い花を際立たせる作品です。また、黒い花瓶に木製の網カゴを取り入れ、涼しさを演出されました。

　大川さんは、ハラン、ヒマワリ、ドラセナ、バンブー、スターチス、ウンリュウヤナギを組み合わせ、アクアリウムのような景色をイメージし、透明なガラス花瓶を用いた作品を生けてくださいました。また、「全体のバランスを意識して、形の大きいハランと小ぶりのヒマワリを合わせ、縦の動きをウンリュウヤナギで表現しました」と話してくださいました。
 

　金本さんは、ツバキ、ユリ、ギボシを組み合わせて生けてくださいました。緑を基調とした涼しさを感じることができる作品で、「暑い日々が続き、花も暑さに必死に耐えている姿に、来庁された方々が勇気づけられてくれたら嬉しいです」と話してくださいました。
　展示は8時30分から17時15分（最終日は16時）までご覧いただけます。次回は、「初秋」をテーマに9月5日（月曜日）から9日（金曜日）の期間で開催予定です。