ぐるっと流山 森の図書館「夏休み古墳探検 東深井古墳群を探検してみよう」
令和4年8月20日(土曜日)・28日(日曜日)に森の図書館で「夏休み古墳探検 東深井古墳群を探検してみよう」が検温やマスク着用、手指の消毒など新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催されました。8月20日(土曜日)に開催した小学生の部は、午前午後合わせて26人が、8月28日(日曜日)の大人の部には、17人が参加しました。講師には、流山市立博物館学芸員を迎えました。イベントは、始めに講義が40分ほどあり、その後東深井古墳公園を30分ほど探検するという日程で行われました。
講義では、古墳の歴史や埴輪の歴史のお話しから始まり、最後に東深井古墳群の特徴について説明がありました。学芸員が「全国の古墳の数は、およそいくつでしょうか?」と質問すると、参加者の方から多くの回答があがりましたが、正解の数を聞いた時には会場から驚きの声があがりました。講義終了後の休憩時間には、博物館所有の埴輪や土器を直に触ったり、写真を撮る姿や学芸員に質問する方が多くみられました。
休憩の後は、古墳探検です。小学生の部・大人の部ともに、参加者の皆さんは、学芸員が説明している内容を熱心に聞いて、会場で配られた資料と照合したり、メモを取ったり、写真を撮っていました。古墳探検について「楽しく回れました」や「この様な状態で(開発等でなくさないように)ずっと残してほしいです」や「もっと宣伝してもよいのでは」という感想が聞かれました。
また、本講座では、大変多くの質問が出ました。小学生の部と大人の部の共通の質問は「発掘のきっかけは何でしょうか」でした。
土器に触れた小学生からは「作れるかな」、「この土器は何用ですか」、「飾っていた場所はどこですか」、「埴輪の破片の組み立て方を教えてください」などのご意見や質問があがりました。大人の部からは「東深井古墳群が全国的に見て特徴的なのは、どういった点ですか」、「一見すると、ただの土壌でしかないところを古墳と判断するまでには、どういった経緯があるのでしょうか。また、古墳の保存と発掘物の保存はどのように決まるのでしょうか」などの質問が上がりました。
学芸員は、1つ1つの質問に対して丁寧に回答し、最後に「身近にこういった古墳が存在する事を知ってもらい、流山市の他の古墳やその保存について興味を持ってもらい、皆さんの周りの人たちに教えてほしいです」と話していました。
イベント終了後には、学芸員と熱心に話す方や土器をスケッチしていく小学生もいました。また、当イベントに関連した図書館資料を閲覧されたり、借りていかれる方もいらっしゃいました。
森の図書館で開催されるイベントは、広報ながれやまや森の図書館ホームページなどでお知らせします。詳細は、森の図書館(電話04-7152-3200)へお問い合わせください。
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