ぐるっと流山　すず虫飼育教室

　令和4年8月6日（土曜日）、文化会館ですず虫飼育教室が開催されました。すず虫飼育教室は、「流山すず虫の会」の皆さんに講師とすず虫の提供をお願いして毎年実施している事業で、今年で15回目の開催となります。

　今年のすず虫飼育教室は、感染症予防のため人数を制限し27人の参加となりました。すず虫の会から約6人のボランティアの方がすず虫の配布にご協力くださいました。始めに堀江健康さんから挨拶とすず虫の飼育について説明があり、「生き物ですので、最後まで大切に育ててください」というお話を、参加者はうなずきながら聞いていました。

　次に松田淳さんから、すず虫の飼育方法についてパソコンを使って説明がありました。すず虫のオス、メスの見分け方、虫かごの下に敷く土（マット）の注意点、飼育容器の大きさに対するすず虫の数、最適なエサ等について写真を映しての分かりやすい説明があり、参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
　また、参加者からは飼育カゴの下に敷くマットの交換時期や保湿の頻度などに関する質問がありました。
 

　そして最後に皆さんのお楽しみすず虫の配布です。配布する前に松田淳さんは「すず虫は暑さに弱いです。車などに放置せずに、できたらすぐに家に持って帰ってください」と注意されました。
　参加者の皆さんからは、「今年は、ふ化するように冬場の保湿に注意したいです」「長く飼えるよう努力したいです」などの感想が寄せられました。
　すず虫飼育教室に参加した方のすず虫が大きくなって卵を産み、来年たくさんふ化するといいですね。