ぐるっと流山 流山史跡ガイドウォーキング(冬編)
平成30年12月23日(日曜日)、流山本町エリアで「流山史跡ガイドウォーキング(冬編)~流山本町文化財記念物めぐり~」が開催されました。この催しは、史跡巡りを通して流山の特色や歴史を再発見することにより、地元への愛着を深めていただけるよう平成21年からスタートしたもので、今年は春と冬の2回開催しました。
今回の流山本町めぐりは、平和台駅を出発して光明院、赤城神社、一茶双樹記念館や秋元家土蔵など文化財や記念物を巡り、流山駅で解散する約4キロのコースです。
光明院では、お寺のご厚意により本殿の中に入り菩薩形坐像、愛染明王坐像などの市指定有形文化財や市指定記念物の樹木タラヨウを見学しました。
赤城神社の本殿は寛政元年(1789年)に建築され市指定有形文化財に登録されています。普段は本殿を囲む建物の外から遠目にしか見ることができないのですが、この日は本殿の大掃除などが行われており、こちらも特別に中を拝観することができました。参加者から「普段外から見ることしかできない本殿を間近に見られてうれしい」と喜びの声が聞こえました。この赤城神社では、毎年10月に大しめ縄行事が行われ、これは市指定無形民俗文化財として指定されています。
一茶双樹記念館は、俳人・小林一茶がみりん醸造元5代目秋元三左衛門と親交を深めた地で、現在は記念館で美しい庭園を見ることができます。
続いては、千葉県で創立1番目の小学校である現在の流山小学校を見学しました。ここでは、明治20年ごろの校舎に使われた市指定有形文化財の鬼瓦と額を校舎の外から見ることができました。
閻魔堂では普段は建物の外からしか見ることができない木造閻魔王坐像のガラスを開けると、参加者からは「閻魔様の舌がよく見えた、本当に舌出し閻魔だった」と声が上がりました。その後もガイドの会の説明を聞きながら、丁寧に閻魔王坐像を見学していました。
今回のウォーキングでは、市の有形文化財だけでなく、国の有形文化財である寺田園旧店舗、清水屋本店、笹屋土蔵、新川屋、そして秋元家土蔵を見学し、4キロのコースをゆっくりと時間をかけて見て回りました。
参加者からは「普段は立ち止まらない店に歴史を感じました」「普段は入れない中まで見学できてうれしかった」「また個人的に散歩してみたいです」などの感想が寄せられ、好評のうちにウォーキングを終えました。
この催しは、毎年2回開催しています。興味がある方は、ぜひご参加ください。開催予定は今後の広報ながれやまなどでお知らせする予定です。お問い合わせは文化会館(電話04-7158-3462)まで。
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