ぐるっと流山 青少年ふれあい運動 全体のつどい

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ページ番号1020277  更新日 平成30年12月13日

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写真:調査結果発表の様子

 平成30年12月1日、文化会館で「青少年ふれあい運動 全体のつどい」が開催されました。青少年の健全育成および非行防止のため地域・家庭の教育力の向上を図ることを目的に、流山市青少年社会環境浄化推進委員会と公民館の共催で行われ約600人が参加しました。

写真:会場の様子

 第1部では、青少年の市内店舗利用状況調査について報告が行われました。流山市全体の状況と、市内地区を代表して常盤松地区と西初石地区の調査結果が発表されました。各発表者からは、調査結果を踏まえ、まずはあいさつから子どもへの声掛けを行うことなど、地域における大人と子どもの関わり方について提案ありました。

写真:ろうの女優・おしだり亜希子さん

 第2部では、ろうの女優・忍足(おしだり)亜希子さんを講師に迎え、「ろうの女優として、妻として母として」をテーマに講演会が行われました。今回の講演会は、忍足さんの手話を手話通訳者が通訳する形式で行いました。3歳の頃、呼びかけに反応しないことを心配したご両親が病院に連れて行き耳が聞こえないことが分かったという忍足さん。当時のろう学校では手話が禁止され、唇の動きから言葉を読み取って自分も声を発する「口話」を教えられていたそうです。手話を勉強したのは大人になってからだと話がありました。

写真:おしだりさんの講演の様子

 子どもの頃キャビンアテンダントに憧れを持っていたものの、ろう学校の先生に「耳が聞こえないのに、お客さんとコミュニケーションができるの?」と言われてその夢を諦めたそうです。
 銀行勤務を経て、友人の勧めで受けた映画のオーディションに合格し、主演として女優デビュー。「ドラマや映画に出てくるろう者は「孤独でさみしい」イメージで描かれることが多く、ろう者の実際の姿を見てほしいという思いから女優になることを決めました」と話します。

写真:おしだりさんの講演の様子

 また、現在一児の母でもある忍足さんから結婚や子育てについても話があり、最後に、日常で使える手話を紹介していただき、会場の皆さんは忍足さんの手話を真似して、あいさつや食べ物などの手話を学びました。
 来場者からは「周りを巻き込んで協力し合える地域づくり、家庭づくりをしたいです」「子どもの人生について、色々やりたいことをさせてあげたいです」などの感想がありました。今回の青少年ふれあい運動も幅広い世代の方々が一緒に青少年の健全育成や家庭での教育について考える良い機会となりました。

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