ぐるっと流山 第6回 子ども読書まつり

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ページ番号1010901  更新日 平成29年9月15日

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読み聞かせの様子の写真

 平成29年4月30日(日曜日)、森の図書館で「子ども読書まつり」が開催され、市内外から160人ほどの親子連れが訪れました。この催しは、4月23日に制定されている「子ども読書の日」にちなみ、子どもたちに広く絵本やお話の楽しさを知ってもらおうと企画され、今年で6回目となります。流山市子どもの読書推進の会(伊藤基会長)と、森の図書館が共催し、市内小学校で読み聞かせなどのボランティア活動を行っている7団体(おはなしくれよん、新川小絵本の花束、江戸川台小おはなし玉手箱、長崎小読みボ、季節語りの会、NPO法人ながれやま栞、森の図書館)が参加しました。

おはなしくれよんの影絵「耳なし芳一」の写真

 10時からオープニングとして、おはなしくれよんの影絵「耳なし芳一」でスタート。耳なし芳一は安徳天皇や平家一門を祀った寺を舞台とした琵琶法師が登場する怪談。灯りを消した室内のスクリーンに、影絵のシルエットが浮かび上がります。影絵は初めてという人も多く、小さな子どもはもちろん、大人も魅了されました。「素晴らしかった」「琵琶の音も入っていて、大人も十分楽しめました」という声や、「おもしろかったしこわくなかった」(4歳児)という感想も聞かれました。

読み聞かせの様子の写真

 10時半からは「おはなしのへや」「えほんのへや」「おはなしとえほんのへや」で、さまざまな演目で20分のおはなし会が3回ずつ行われ、参加者はプログラムを見て好きなおはなし会に参加しました。「おはなしのへや」は赤ちゃんから楽しめる部屋です。「えんどう豆そら豆」の人形と歌でおはなし会の始まりです。エプロンシアター「おおきなかぶ」、パネルシアター「気球に乗ったよ」、パズル紙芝居「ももたろう」、軍手人形「カラスの親子」、わらべうた遊びなど盛りだくさんの内容。来場者からは「エプロンシアターに子どもが盛り上がっていた」や「1歳児でもパネルシアターや軍手人形によく反応していた」という感想をいただきました。
  「えほんのへや」は幼児から小学生まで楽しめる絵本中心のおはなし会。大型絵本「ももたろう」や「11ぴきのねことあほうどり」「やさいのおなか」などの読み聞かせや手遊びうた、ピアニカと歌の「ねこふんじゃった」もあり、「いろいろなお話があっておもしろかった!」という感想がたくさんありました。
 

大型絵本と歌「はらぺこあおむし」の上映の写真

 もう一つの「おはなしとえほんのへや」は、絵本だけでなく、素語りやパネルシアターを取り入れた小学生向けのおはなし会の部屋です。絵本のほかに素話「ぶうくんととかげのおなか」「鳥のみじい」、ぺープサート「ねずみのよめいり」、大型絵本と歌「はらぺこあおむし」などが上演されました。「絵本を見ないでお話してくださる「語り」に感動しました」という声や、「子どもがお話好きなので小さいころから毎年来ています」という感想をいただきました。

色塗りをする子どもの写真

 ロビーでの工作は、折り紙工作「ふしぎないえ」とミニ絵本「あれだけはにがて」。真ん中に来る動物が手品のように入れ替わるふしぎなおうちを、たたんだり開いたりして遊ぶ子。また、色ぬりに一生懸命になる子もいました。
 おはなし会のあと、保護者から本についての問い合わせがあり、ボランティアで参加したスタッフも「子どもに楽しんでもらうことが目的ですが、それだけでなく、いろいろな読書の形を提案するお手伝いができたことは大きな成果でした」と話していました。
 

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