ぐるっと流山 四季の花々展

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ページ番号1044352  更新日 令和6年1月9日

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「初春」をテーマに、生け花作品4点を展示

展示の様子

 令和6年1月12日 (金曜日)まで、市役所1階ロビーで「四季の花々展」を開催しています。この展示は、流山市文化協会華道部(華道振興会)の協力のもと奇数月に開催しているもので、今回は「初春」をテーマに4点の作品を展示しています。作品を展示しているのは、都古流正派の多々良一岑さん、草月流の伊藤珖和さん、池坊の野木美勢さん、都古流正派の讃井一柚さんです。

多々良さんの作品

 多々良さんは、松、竹、ロウ梅、啓翁桜(ケイオウザクラ)、ユリ、錦南天(ニシキナンテン)、オモト、アルストロメリア、フリージアを組み合わせて生けてくださいました。松、竹、梅がお正月らしさを感じさせ、これから咲くユリで、テーマの「初春」を表現された作品です。「年明けからいろいろなことがあったので、希望のイメージの黄色いロウバイを用いて平和な年になるよう願いを込めて生けました」と話してくださいました。

伊藤さんの作品

 伊藤さんは、パンパスグラス、クジャクの羽根、イトギク、月下美人(ゲッカビジン)、シダを組み合わせて生けてくださいました。「今年は辰年ということで、見てくださる皆さんの運気が上へ上へと上がっていくよう願い、そして平和な世の中であるようにと祈り、生けました」と話してくださいました。クジャクの羽根の模様が目、ツタがひげ、パンパスグラスがたてがみと、まるで天高く昇っていく龍のように見える作品です。

野木さんの作品

 野木さんは、南天(ナンテン)、ラン、沖縄シャガ、トラノオ、センリョウ、シクラメン、スイセン、ストック、バラの枝、アカシヤ、カシワバゴム、フェニックス、ハボタン、キク、ロウ梅、シャレ板を組み合わせて生けてくださいました。生けてくださった花や草木の多くは家で育てたものだそうです。「中央一番上の南天は『難を転じて福をなす』と言われます。大変な年の始まりでしたが、今後がいい方向に向かってくれればと思って生けました」と話してくださいました。

讃井さんの作品

 讃井さんは、大王松、梅、グロリオサ、ハボタン、金柳を組み合わせて生けてくださいました。かわいらしい赤色のグロリオサや大輪の白色のハボタンがひと際目を引く作品です。金柳が縁起物といわれる水引のようにも見え、華やかで、めでたい新年の雰囲気が感じられます。「新年のおめでたい感じを紅白の色や大きな大王松などで表現しました。お花を見ることで穏やかな気持ちになっていただけたらうれしいです」と話してくださいました。

展示の様子

 展示は8時30分から17時15分 (最終日は16時)までご覧いただけます。次回は「希望」をテーマに、3月4日 (月曜日)から8日 (金曜日)まで開催予定です。

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生涯学習部 文化芸術・生涯学習課
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