ぐるっと流山　世界子ども権利かるた大会＆解説子どもの権利条約を開催

　令和5年8月21日（月曜日）、生涯学習センター（流山エルズ）で流山子育てネット主催の「世界子ども権利かるた大会＆解説子どもの権利条約」が開催されました。当日は大人24人、小・中学生15人が参加しました。

　文京学院大学教授で認定NPO法人国際子どもの権利センターC-Rights代表理事の甲斐田万智子さんを講師にお招きし、クイズを交えながらとても丁寧にかるたの話や世界の子どもに関する話、子どもの権利条約の解説がありました。また、かるた大会も行われ、とても盛り上がりました。

　かるた取りが終わった後、気になったかるたについてグループ内で発表しました。「13才で結婚するってどういうこと？日本だと何年生？」や「労働で疲れている子どもが1億6000万人いるなんて知らなかった」などの意見がありました。そのほか、かるたの中で最も気になるものや友達に教えてあげたいものを付箋に書いたり、オリジナルかるたを作ったりしました。
　オリジナルかるた作りでは、素晴らしいかるたがたくさんできました。オリジナルかるたを発表する場面では、子どもたち自身が考えた「子どもの権利」に関するオリジナルかるたを大人や家族などの前で発表するため、緊張しながらも勇気を出して発表している様子がうかがえました。

　子どもたちは、生き生きと楽しみながら参加したかるた大会や講師の話などを通して、「子どもの権利」についてより理解が深まった様子でした。参加した子どもたちに対して行ったアンケートでは、「子どものけんり大事！」「楽しかった」などの声が寄せられ、このイベントを通して「子どもの権利」が大事であり、子どもたち自身が使える権利であることが理解できた様子が見受けられました。