ぐるっと流山 夏休み親子陶芸教室

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ページ番号1043336  更新日 令和5年9月22日

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陶芸教室の様子

 令和5年7月23日(日曜日)、8月6日(日曜日)、8月20日(日曜日)の3回にわたり、初石公民館で「夏休み親子陶芸教室」を開催しました。講師は、流山市出身で栃木県益子町在住の陶芸家・冨野博司さんを含め2人の先生がご来館くださいました。参加者は、粘土をこねてひも状にしたり、板状にしたり、電動ろくろに挑戦したりしながら、思い思いに皿やマグカップなどの作品を先生方の丁寧な指導を受けながら、親子で協力し和気あいあいと完成させていきました。焼き上がり後の作品を想像しながら、1回目の教室を終えました。

陶芸教室の様子

 第2回目は絵付けと、釉薬(ゆうやく)掛けを行いました。1回目で作った作品は、先生によって乾燥と素焼きが終えられており、絵具を使って絵付けの工程を行いました。鉛筆で下書きをした後(本焼きで消えるので安心)、イメージをふくらませて筆を振るいますが、素焼きの表面が絵具の水分を吸い込むので、なかなか思い通りにいかない様子でした。また、立体的なものに絵を描くのは慣れていないため、親子で相談しながら、独創的に、芸術的に、実用的に絵付けを終えました。

参加者の作品

 先生が用意してくれた釉薬は、黒、茶、白、透明の4種類でした。釉薬の色を見ても焼き上がり後そんな発色するとは、なかなか想像できません。また、釉薬を掛けた後は絵付けの部分が全て隠れてしまい、参加者は焼き上がり後に少し不安を感じている様子でした。それでも、先生の自信に満ちた言葉に後押しされて、手を汚しながらも苦労して釉薬掛けを終えました。

完成した作品と参加者

 最終回の第3回目に、焼き上がった作品が届けられました。栃木県益子町の窯で、1240℃に加熱され、16時間かけて本焼き後、3日間冷やされた自分の作品と対面しました。本焼き後は体積が15~20%小さくなり、当初粘土で作り上げた自分の作品とイメージが違うとの声も多く聞かれました。しかし、釉薬の力で仕上がりは表面に艶が出て、期待以上でした。先生から作品ごとの講評を受けた後、作品と一緒に記念写真を撮り、お家で使う事を想像しながら、大切に梱包して持ち帰りました。

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