ぐるっと流山　流山市介護の仕事フェア2023

　令和5年8月17日（木曜日）、スターツおおたかの森ホールで「流山市介護の仕事フェア2023」が開催されました。2時間という時間の中で、市民を問わず、介護の仕事に興味のある56人が参加し、介護の仕事に役立つ講座に参加したり、介護事業所を運営している法人から現場の声を聞いたりして、介護の仕事の魅力に触れました。

　就職相談会にはハローワーク松戸の他に市内に事業所を所有している16法人が参加し、来場者の介護の仕事に関する相談を受けていました。相談を終えた方からは、「実際に働いている方の話が聞けて良かった」や「堅苦しい雰囲気ではなかったので、話しやすかった」といった声がありました。中には、その日のうちに採用に至ったとの声もありました。

　「安全・安楽な体の動かし方」の介護講座では、現在実際に介護職として勤務されている方から、介護ベッド上での安全で安楽な体の動かし方や、ベッド上での食事体験を通して食事介助の方法を学びました。受講者からは、「実際に介護ベッドに乗って介助を受ける側の体験ができたことで、介護者がやりやすい方法ではなく、被介護者にとって良い方法を学ぶことができました」「普段介護の仕事をしているが、改めてポイントを学び非常に勉強になった」といった声が聞かれました。

　「介護食を体験してみよう」と「鍛えよう！噛む力」では、高齢者の食事や介護食の基礎知識、そしゃく力と健康寿命の関係などを学びました。受講者からは「実際に介護食を食べてみて思っていたよりおいしかった」「噛む力を向上させる体操があるなんて知りませんでした」といった声が聞かれました。

　福祉用具の展示では、現場でしか見られない、介護者の負担を軽減するための福祉用具の展示が行われました。来場者は普段見ることができない最新型の車いすや歩行器に興味を持って体験されていました。今後も、介護支援課では介護の仕事を志す方や、実際に介護に携わっていらっしゃる方、介護に興味のある市民の方に役立つイベントや講座を開催していきます。なお、介護の仕事フェアについては来年（令和6年）8月に開催予定です。