ぐるっと流山　令和5年度流山市平和大使結団式

　令和5年7月25日（火曜日）、市役所で流山市平和大使の結団式が行われました。公募により選ばれた市内の小学5・6年生29人が、8月5・6日に広島市を訪れ、被爆者の方からの講話や平和記念式典への参加などを通じて平和の尊さを学びます。結団式では、井崎市長からは平和大使の任命証を、田中教育長からは市民から託された千羽鶴が平和大使に手渡されました。

　井崎市長からは、「戦争は始めようと思えば始められますが、終わらせることは難しいです。戦争と平和について、しっかり見て聞いて感じて平和を守るために何をしなくてはいけないのか考える機会としてください」とあいさつがありました。
　田中教育長からは、「平和大使として、この千羽鶴と一緒に、流山市民のたくさんの平和への強い思いを背負い、広島に大切に捧げてきてください。また友達や家族にぜひ、広島での経験や考えたことを話してみてください」とあいさつがありました。

　平和大使の代表として片倉俊輔さん（流山小学校6年）と勝田結子さん（鰭ケ崎小学校5年）が決意の言葉を市長と教育長に伝えました。片倉さんは「平和大使として学んだことを家族や友達に伝えていきたいです」と話してくれました。

　今年は、市民の皆様から約10万羽の千羽鶴が集まりました。市民の皆様から託された千羽鶴は、平和大使が平和記念公園に直接献納し、直接お届けできない千羽鶴については、市が責任を持って広島市・長崎市へ送呈します。