ぐるっと流山　図書館こども教室

　令和5年7月22日（土曜日）、中央図書館で、市内の小学生を対象にした「図書館こども教室」を開催しました。
　科学読物研究会会員の坂口美佳子さんを講師にお迎えし、午前の部では「ドライアイスの実験～二酸化炭素のふしぎ～」、午後の部では「宇宙ってどんなとこ？～月齢早見盤を作ろう～」を実施し、坂口さんから科学のおはなしを聞きながら、実験を行い、最後にテーマに関連した本が紹介されました。

　「ドライアイスの実験～二酸化炭素のふしぎ～」では、班ごとにドライアイスを机の上に載せる、スプーンの上に載せる、水の中に入れてみる、袋に密閉するなどの実験を行いました。実験の前には結果がどうなるのかを班で話し合いながら予想し、どの班でも積極的な話し合いがされていました。また、二酸化炭素の排出が問題視されている、地球温暖化についてのおはなしもありました。

　「宇宙ってどんなとこ？～月齢早見盤を作ろう～」では、地球から月、宇宙ステーション、小惑星イトカワまでの距離を予想したほか、真空容器を使い、お菓子の袋や温度計、防犯ブザーの音が真空状態ではどのように変化するのかを観察し、最後に指定した月日の月の形が一目でわかる月齢早見盤を作りました。
　午前午後ともに、参加者は坂口さんとコミュニケーションを取りながら、楽しく科学について知る機会となりました。