ぐるっと流山 初心者のための野鳥観察

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ページ番号1023845  更新日 令和1年12月13日

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写真:野鳥観察を楽しむ参加者

 令和元年11月21日(木曜日)、森の図書館で「初心者のための野鳥観察」が開催されました。森の図書館周辺は、東深井地区公園(古墳公園)や利根運河など、木々に囲まれた自然豊かな場所です。森の図書館では、周辺に生息する野鳥を観察することで、流山の自然を身近に感じてもらうため、年に数回「初心者のための野鳥観察」を企画しています。解説は、「日本野鳥の会」や「ふじしろ野鳥と楽しむ会」に所属している森の図書館の司書が行います。図書館オリジナルの手作りミニ図鑑には、流山周辺で見られる野鳥48種類を掲載。見つけた鳥の写真にチェックを入れると、後で鳥の名前を確認することができます。

写真:野鳥を探す参加者

 当日は17人が参加しました。今回は、図書館を出発し、アクティブ広場や古墳公園周辺を散策しました。アクティブ広場近くの水場には、カルガモが数羽いました。特徴は、くちばしの先が黄色く足がオレンジ色。ほかのカモと違って一年中日本にいるそうです。野鳥用の望遠鏡を使ってみんなでじっくりと観察しました。いつもと違ってまるで目の前にいるかのように見えるカルガモに、「あ、見えた!」「あんな色だったんだ。」という声があがりました。また、メジロやシジュウカラなどの小鳥も数羽見られました。

写真:野鳥観察を探索する参加者

 次に古墳公園の中を散策しました。木の上から聞こえてくる大きな声はヒヨドリです。メジロやシジュウカラの姿をまた見ることができました。木を縦に登っていくのは、キツツキの仲間のコゲラです。最後に通った場所では、キジバトが地面で悠々と餌探しをしていて、その横をみんなで静かに通り過ぎると、キジバトは飛びもせずに歩いて去っていきました。参加者からは「あの鳴き声は何ですか」などの質問や、「いつも庭に来る鳥が、ヒヨドリという名前だと今日わかって良かったです」などの感想がありました。この日は風もなく穏やかでしたが、確認できた鳥の種類は8種でした。

写真:野鳥観察を楽しむ参加者

 図書館には、鳥の図鑑や野鳥観察に関する本、利根運河周辺の野鳥が紹介されている本など、野鳥観察に参考となる資料が多数所蔵されています。散策した際に見ることができた野鳥や、庭にやってくる野鳥など気になったら、調べてみるのも面白いかもしれません。「野鳥観察をぜひ趣味の一つに加えてほしいです。」と解説をした図書館司書が語ってくれました。次回の開催は、来年2月に予定しています。詳細は、今後の広報ながれやまや森の図書館ホームページをご覧ください。

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