ぐるっと流山 そば打ち体験教室

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ページ番号1023671  更新日 令和1年11月29日

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写真:そば打ちを実演する上原さん

 令和元年11月21日(木曜日)、文化会館で「そば打ち体験教室」が開催され、延べ26人が参加しました。この教室は、毎年そばの旬といわれる11月から12月に文化会館で実施しており、香りの高いそば粉を使ってそばを自分で打ち、打ち立てのそばを味わうことによって、素材を味わい、日々の食や健康について改めて考えてみようと企画されたものです。

写真:実演を見ながらメモを取る参加者

 今回そば打ちを指導してくださったのは、地元の人気店、「無名庵」店主の上原富夫さん。あいさつが終わった後は、上原さんによるそば打ちの全工程のデモンストレーションが行われました。そば粉と小麦粉を62.5対37.5の割合で合わせた粉に水を足し、その日の気温や湿度によって水の量を調整します。この日は、水200gを粉に混ぜました。粉と水を混ぜ合わせる「水回し」は、そば打ちの工程で一番重要で難しいと説明がありました。木鉢の縁をうまく使ってこねるときれいな菊の模様がそばの玉に浮かび上がりました。その後、「地延ばし」「丸出し」などの全ての工程を丁寧に実演してくれました。参加者は、メモを取り、生地の固さなどを触って確認していました。

写真:水回しに挑戦する参加者

 参加者はまず、慎重に水の分量を量り、木鉢に入れたそば粉に回し入れ、箸でかき回しながら混ぜることから始めました。「水回し」では水を含んだそば粉を手で団子状になるまで混ぜこねていきますが、参加者の団子はちょっとやわらかくなったり、逆に硬くなったりしていて、そのたびに上原さんが調整してまわりました。

写真:生地の延ばし方を教わる参加者

 次に生地を薄く延ばしていきます。できるだけ真四角に延ばそうと皆さんは四苦八苦。中には、生地が破れてしまった参加者もいましたが、全員何とか生地をまとめ、今度は「駒板」を使い、そば専用の大きな包丁で細く切っていきました。そばの太さ細さはそれぞれでしたが、参加者全員が料理を楽しんでいました。

写真:出来上がった生地を切っていく参加者

 切り終えた方から順番にゆでて試食タイムです。上原さんから「大きな鍋で一人分だけ茹でて、一度にたくさん入れ過ぎないように」との注意がありました。「茹で上がったそばを何もつけずに一口食べてください。続いてつゆにちょっとだけつけて食べてください」と、おいしいそばを作るだけでなく、おいしくそばを食べる方法も教えていただきました。
 今回で2回目の参加者は、「前回体験してみて家でも作りたいと思い、ホームセンターでそば打ちセットを買いました。おいしいそばを家でも作っています」と話してくれました。

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