ぐるっと流山 令和5年成人式~二十歳の集い~
成人の日を翌日に控えた令和5年1月8日(日曜日)、キッコーマン アリーナで流山市成人式が行われました。今年の新成人は平成14年から15年生まれで、市内では1,579人(男795人、女784人)が晴れて成人となりました。色とりどりの振袖や真新しいスーツを身にまとった新成人たちは、市長や議長などから激励を受け、成人としての新たな一歩を踏み出しました。
市の代表として挨拶をした井崎市長は「今、夢や目標があるという人はその夢や目標を大切にしてください。夢や目標があるからこそ、これからみなさんに訪れるチャンスに気付くことができます。もしまだないとしても、見つけ出す時間はあります。対象はなんでもいいです。一生懸命取り組んでください。すると必要なものが見えてくるはずです。未来は、意思と努力によって広がっていきます。皆さんの未来への挑戦を応援しています」と、新成人たちにエールを送りました。
来賓を代表して森議長は、まず新成人に流山市が「好き」か「普通」か「好きではない」か質問しました。そのうえで「「好き」と回答いただきありがとうございます。流山市議会では、皆さんから流山市を好きと言ってもらえるように市長と共に議論を進めながら努力してまいります。また、成人になるとまちづくりなどに関わる機会が増えます。もし、流山市のことがそこまで好きではない方は、ぜひNPOやボランティアを通し、まちづくりに参加するという選択をしていただけると幸いです。皆さんが流山市を好きになる上で大切なことは「みんなでまちづくりをすること」です。また、お仕事などで忙しい方は「投票」することでまちづくりに参加いただきたいと思います。投票率が下落している今日、ぜひ皆さんと一緒にまちづくりができればと思います」と挨拶しました。
また、式典に出席された齋藤健法務大臣からは「私が20歳の時に知っていれば良かったなと思うことをお話しします。私は過去に1万2千人の組織の人事を担当していたことがあります。その時に、誰をどこに配属ということだけでなく、人はどうしたら成長するかを考えていました。一つの答えは、人はいろいろな経験をすることで成長するということです。しかし、同じ経験をしても成長には差があります。違いはどれだけ自分を真摯に省みることができるかということです。多様な経験をした人は困難に直面した時、対処の見当がつくようになります。また、これから死ぬほどつらいことを経験することもあると思います。そんな時、「どんなにつらくても、時が和らげてくれる」ことも忘れないでください。時に身を委ねることも大切です。みなさんの将来が輝かしいものになるように願っています」と挨拶がありました。
新成人を代表して、成人式実行委員長の市川真衣さんからは、「成年年齢の引き下げを受け、「成⼈式」という式の名称を変更するか否か実行委員で議論をしました。私たちは、成⼈式、という名称を変えず、従来の名称を受け継ぐことに決めました。なぜなら、私たちは、今⽇この⽇まで「成⼈式」というものに、憧れを抱いてきたからです。憧れの舞台である、「成⼈式」を未来にも引き継いで⾏きたいという思いから、成⼈式という名称を変更せずに開催することを決めました。 私たちが今⽇、この祭に参加できているのは、これまで⽀えてくれた⼈たちがいるからです。私たちを⽀えてくれた⼈たちに感謝を伝えることも、成人式の大切な⽬的の一つだと思います。ぜひ、今隣にいる⼈、家で待っていてくれる⼈、関わってきた多くの⼈たちに感謝を伝えてほしいです」と言葉がありました。
記念行事では、卒業した中学校の担任の先生から寄せられたビデオレターが上映されたほか、豪華商品が当たる抽選会も行われました。
新成人企画によるこの成人式は、耳の不自由な方などにも配慮し、手話通訳と要約筆記も実施したほか、安全な挙行のために流山警察署にも協力をいただいて実施されています。
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