ぐるっと流山 バリアフリー演劇鑑賞会
令和4年7月16日(土曜日)、流山市文化会館で「バリアフリー演劇鑑賞会」が開催され、61人の方が高校演劇を鑑賞しました。「障害者差別解消法」が施行された平成28年度から、障害のある人もない人もともに生の舞台をお楽しみいただきたいと続けているもので、今回で7回目を迎えました。
今年度も新型コロナウイルス感染症予防のため、事前申込制とし、会場受付では手指消毒、検温も行いながらの開催となり、今回の出演者は、流通経済大学付属柏高等学校の演劇部員の皆さんです。
演目は、「保健室の日常」です。この作品は、同校の演劇部の生徒が考えた作品で、ある学校の保健室での1日を描いた作品です。保健室で授業を行うというユニークな設定のもと、先生と生徒の掛け合いによる、笑いありの演劇で、高校生らしい明るく、コミカルな演技でした。
来場された方からは、「声だけでなく、全身で表現していてよかったと思いました」、「一人ひとりの思いがとても伝わりやすかったです」などの感想をいただきました。
バリアフリー演劇鑑賞会ということで、障害のある方も楽しめるようさまざまな取り組みもおこなわれ、目の不自由な方には音声ガイドを、耳の不自由な方には字幕表示を、車いすの方には同伴者と一緒に観賞できるスペースを、そして難聴者の補聴器や人工内耳の聞こえをサポートする、ヒアリングループ席も準備しました。
今回も高校生による障害のある方のサポートも行われ、千葉県立東葛飾高等学校、千葉県立流山高等学校、千葉県立柏高等学校から総勢16人の高校生がボランティアとして参加しました。鑑賞会終了後、ボランティア同士で感想を述べる場面では、「貴重な体験をありがとうございました」、「人生で初めて車イス体験をして、車イスの方をホールに誘導出来るか不安でした」などの声があがり、サポートを体験した高校生にとっては、貴重な経験になりました。
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