ぐるっと流山 中学校人権講演会

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ページ番号1036664  更新日 令和4年7月8日

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中学校人権講演会が西初石中学校で開催されました

挨拶を行う海老原副会長

 令和4年7月1日(金曜日)、西初石中学校で松戸人権擁護委員協議会流山部会による人権講演会が開催されました。
 人権擁護委員制度は、地域の中で人権思想を広め、人権侵害が起きないように見守り、人権を擁護していくことが望ましいという考えから設けられたものです。なお、人権擁護委員は法務大臣が委嘱した民間のボランティアの方々です。
 現在、流山市内では6人の委員が講演会を通じた人権啓発活動や法務局などでの人権相談などの活動を行っています。

配信の様子

 気温が30度を超える猛暑日に開催された講演会ですが、「Microsoft Teams」というオンライン会議アプリを活用して各教室に講演を配信する形で実施され、生徒の皆さんは熱中症の危険もなく、快適に講演を聞くことができました。
 講演に先立ち、人権啓発ビデオ「リスペクトアザーズ」が上映されました。この作品は、全国中学校人権作文コンテストで入賞した作品を映像化したもので、他人を尊重する意識を一人ひとりが持つことで人権尊重につながることが表現されています。

シールズ委員の講演

 上映後は人権擁護委員のシールズヘンリー氏よる講演会が行われました。ヘンリー委員は、自身が若い時に、自分と異なるものを受け入れ、環境の変化に対応して成長してきたというエピソードを紹介しながら、生徒たちに変化を受け入れることの大切さを伝えました。「人種や能力、ライフスタイルなど、自分と異なる人に出会うことは、時に怖かったり、面倒くさかったりするかもしれません。しかし、「人生の変化」や「異なるもの」を受け入れることができれば、自分をより強くすることができ、新たな夢を実現できるようになる可能性も高まります。だからこそ、生徒の皆さんには、これからさまざまな場面で出会うであろう変化と真剣に向き合うことで、自身の可能性を広げ、素晴らしい明日をも変えてほしいです」と力強く語るヘンリー委員を真剣に見つめる生徒の姿がありました。

高柴校長先生のお話

 講演会終了後、西初石中学校の高柴校長先生からは、今年の西初石中学校のテーマである「挑戦」を踏まえ、さまざまなことに挑戦していこうというエールとともに、「人間は一人ひとりみんな違います。自分の周りの人を大切にしてほしいです」というメッセージを生徒の皆さんに送りました。
 その後、人権擁護委員から生徒会長へ人権啓発物品の贈呈が行われました。講演を聞いた生徒の方は、「インターネットなどが普及し、さまざまな考え方の人と出会うことが多い現代において、相手を尊重することの大切さをしっかりと意識していきたい」と感想を話してくれました。
   

人権まもるくん・あゆみちゃん

 松戸人権擁護委員協議会流山部会では、他にも12月の「人権週間」におけるイベントや小学校を対象とした人権教室等を通じて、人権思想の普及啓発に日々努めています。
 人権に関するお悩みがありましたら、人権擁護委員にご相談ください。

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