ぐるっと流山 森の図書館 バリアフリーおはなし会
令和元年10月27日(日曜日)、森の図書館でバリアフリーおはなし会「見て聴いて楽しもう! 手話のついたスペシャルおはなし会」が行われました。平成28年度から森の図書館で始まったバリアフリーおはなし会は、絵本や紙芝居などの読み聞かせに合わせて手話を行い、全ての人が楽しめるイベントです。森の図書館主催で年2回開催しており、都内のろう学校や図書館などで手話付きのおはなし会を行っているボランティアグループの「にじ」の皆さんが出演。当日は、子ども8人、大人10人が参加しました。
また、このイベントは日本文化の魅力を発信するとともに、2020年以降を見据えたレガシー創出のための文化プログラム「beyond 2020プログラム」として認証されました。
「にじ」の皆さんは、「障がいの有無に関係なく、大人も子どももバリアをなくして、手話というコミュニケーションを身近に感じてほしい」という思いで、多くのおはなし会を行っています。そのため、おはなし会には、手話を必要とする人に限らず、赤ちゃんから高齢の方まで誰でも参加でき、言葉と手話の両方で行うおはなし会なので、手話を知らない人でも楽しむことができます。
この日のおはなし会のテーマは「何して働く?」です。絵本や大型絵本、紙芝居を使ったお話が全部で3つ。合間に手遊びも混ぜて楽しみました。お話は、読み手の後に手話という形式で、手話を行う「にじ」の皆さんの表情も豊かです。全身を使っての表現に大人も子どもも楽しそうでした。
最後に紹介された紙芝居の「おけやのてんのぼり」は昔々のお話です。老若男女、誰でも楽しめるバリアフリーに適したお話として、「にじ」の皆さんはこのお話を選んだとのことです。
おはなし会の最後に、簡単な手話をみんなで覚えました。今回のテーマの「仕事」にちなみ、「先生」、「警察官」、「お店」などの手話を教えていただき、小学生の女の子は「明日、学校の先生に見せたい」と話していました。
次回の森の図書館バリアフリーおはなし会は、来年の開催を予定しています。詳細は今後、広報ながれやまや森の図書館ホームページでお知らせする予定です。
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